可愛らしいイラストで世界中の人々を魅了するデイヴィッド・ウォーカーさん。
中でも人気の『くまちゃんシリーズ』から、ついにハロウィン絵本が登場です。
ハロウィンをテーマに、子供の優しい気持ちを感じる1冊をご紹介します。
ハロウィーンくまちゃん
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 31ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784265851591
どんな本?
大きな箱に、素敵な物いっぱい。
くまの子たちが駆け寄ってきます。
今日はハロウィーン、それぞれ好きな仮装を選んで変身です。
ふわふわくまちゃんはおひめさまのドレス!
ぽちぽちくまちゃんは魔法使い!
きいろいくまちゃんは海賊の帽子!
残ったのをもらおうと待っていたぷよぷよくまちゃんが箱に近づくと…
あれれ?
よれよれのりぼんしか残っていません。
それを見ていたくまちゃんたち、このあと思いがけない行動に。
ぷよぷよくまちゃんは、素敵な衣装を見つけてハロウィンのおでかけができるのでしょうか。
ハロウィン時期の、子供たちの優しい思いやりがテーマの絵本です。
感想
デイヴィッド・ウォーカーさんの絵本は、キャラクターの表情がとにかく愛らしくて子供も私も大好きです。
くまちゃんシリーズも色々と読みましたが、10月にぴったりのハロウィンのお話を発見。
内容は、衣装を選ぶ子供たちの様子がメイン。
ハロウィンパレード本番のような夜の雰囲気はありませんが、最後にお出かけする様子が見開きで描かれています。
大勢いる中で、自分の希望もありつつ他のお友達のことも考えるというのは子供たちの世界でとても大事なこと。
この絵本では、自分のやりたいことをやる子供らしさと、他のお友達が困っていたらどうすればいいか?という思いやりの部分が描かれているので幼稚園児の娘にはちょうど共感するものがあったようです。
「私は!」「私が!」と自分のことばかりになりがちな子供ですが、周りを見ることも忘れないでいてほしいなと思います。