4歳

身近なものほどおもしろい『おふろそうじきんぎょたい』読んでみた。

 

さ、今日もお風呂掃除するか…。

毎日入るお風呂、当たり前にするお風呂掃除。

なんの変哲もない日常。

 

そんな当たり前の時間をクスリと楽しくしてくれる、おもしろ絵本が登場しました。

読めばきっと、湯船をのぞいてワクワクしちゃう。

スーパー金魚たちのお話を紹介します。

 

おふろそうじきんぎょたい

 

カタカナ あり(ルビなし)
漢字 なし
ページ数 32ページ
本のサイズ A4くらい
おすすめ月齢 4歳

ISBNコード:9784418238101

 

どんな本?

 

キミちゃん、今日はおばあちゃんのおうちにお泊りです。

でも行ってみると、腰が痛くて横になっているおばあちゃん。

 

私、代わりにお風呂洗ってあげようか?

 

そう声をかけると、張り切ってお風呂場に向かうキミちゃん。

ちょっぴり怖いおばあちゃんちのお風呂場で、どうしようかと考えていると…

 

ポチャン…

 

1匹、2匹…と湯船に金魚が現れます。

 

キミちゃんが呆気にとられていると、5匹の金魚たちは慣れた手つきで湯船の栓をぬいて…?

 

とぼけた表情がたまらない金魚たちと、キミちゃんの秘密のお風呂掃除。

日常の何気ない家事をテーマに、非日常のワクワクが楽しめるお話です。

 

感想

 

1年生になった娘がとても気に入った本。

私もお風呂掃除がテーマの絵本は初めてで、ワクワクしながら読みました。

 

登場するおばあちゃんのおうちのお風呂が、とてもレトロ。

キミちゃんが少し怖いと感じる気持ち、わかります。

 

でもお風呂のタイルが鮮やかな水色だったり、真っ赤な金魚たちだったり、カラフルな画面なので娘は怖がることなく楽しんで読んでいました。

 

金魚たちが被り物をするシーンがあるのですが、それがガチャガチャの丸い容器だったり、某乳酸菌飲料の容器だったり…

 

お風呂掃除というテーマもそうですが、全体的にとても親近感のわく絵本でした。

日常のお話が金魚たちの登場によってあっという間に非日常に変わり、大人も子供も楽しめると思います。

 

読んだあとに湯船に入ると、金魚出てこないかな?とちょっと娘とワクワク。

大人になると忘れてしまう、空想のワクワクを思い出させてもらいました。

 

とみなが まい(作), 山村 浩二(絵)/世界文化社

 

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よめたん
よめたん
娘・息子を育てる英語好きなワーキングママが作る、絵本辞典サイト。 英語絵本を中心に、年間1800冊。 子供と絵本を読む穏やかな時間が大好き。 絵本のレビューでは『英語版・日本語版』の両リンクを貼れるよう努めています。 『子供も自分も楽しく』をモットーに子育て中。 皆様のお気に入りの1冊が見つかれば嬉しいです。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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