はさみを使うようになると、興味が出てくるのが工作。
切ったり貼ったり、自分の作りたい物を自分で作れるようになると楽しいですよね。
今回は、お受験教室でもたくさん取り組んでいる工作を楽しめる本を紹介します。
作るだけでなく、そのあと遊べるのでお子様の満足度も高いと思います。
超かんたん!コロコロドミノ装置 Kids工作BOOK
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 63ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 6歳 |
どんな本?
この本の作者は、テレビチャンピオン「進め!コロコロ・からくり王選手権」の初代チャンピオンである野出さん。
Toyクリエイターとして様々なおもちゃを開発する傍ら、保育園の園長という顔も持つ工作の達人です。
全部で以下11の工作が載っており、それぞれで遊ぶことも、全てを繋げて遊ぶこともできるようになっています。
・コロコロタワー
・ジグザグスライダー
・トルネードマシーン
・コリント装置
・スライダーA
・スライダーB
・ジグザグスロープ
・折り返し装置ヨコ
・折り返し装置タテ
・ゴール
・ドミノ
全て組み合わせるとこんな超大作ができあがります。
空き箱、トイレットペーパーの芯、ティッシュ箱など身近なアイテムで作るので思いついてすぐに取り組みやすいものばかり。
たくさんのイラストでわかりやすく作り方が書かれています。
ただ作って終わりではなく、ピタゴラスイッチのように動かして繋げて楽しめる手作りおもちゃ。
最後のページには「コロコロドミノ工作の達人認定証」もついていて、きっと子供たちが笑顔になれる1冊です。
感想
工作をしようと思っても、行き当たりばったりで思いつくままに作るばかりだった我が家。
それはそれで素敵な作品ですが、何か見本やゴールがあった方が達成感に繋がるのではと思い工作本を探しました。
しかし5歳娘にはやや難易度の高い本が多く、家にあるもので簡単にできるものはないか…
と思っていた時に出会ったのがこちら。
ちょうどトイレットペーパー芯がたくさんあったので大活躍しました。
野出さんは本書で、『必ずその通りにやらないといけないわけではない』とおっしゃっています。
基本さえわかれば自分でアレンジできるので、そういった柔軟な使い方のできる本で助かりました。
本の中ではトイレットペーパー芯で作るコロコロタワーを大き目の箱に貼り付けるのですが、家にちょうど良いものがなく我が家はマスキングテープで壁に貼ってしまいました。
箱に貼るよりも大きなスケールのコロコロレールができてとても盛り上がっています。
工作がうまくいくコツなども書かれているので、それを踏まえてどんどん自分で工夫して作っていけそうです。
巧緻性を高めるにはまず好きになることから。
作って毎日遊べる工作に5歳娘も大満足で、1歳息子と一緒にスーパーボールを転がして遊んでいます。
11種類の中で、今ある材料だけで作れる物や子供が1人でできそうな物を選んでぜひからくり装置を作ってみて下さいね。