我が家で絵本を読むときに意識しているのが、季節感。
節分が終わると、ひな祭りの絵本をたくさん探して読んでいます。
今回紹介するのは、福音館書店『かがくのとも』で出版された絵本。
実際に作りたくなるアイデアいっぱいの1冊です。
まいてきっておいしい!ひなまつり
『まいてきっておいしい!ひなまつり』
小林ゆき子/福音館書店
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 28ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
どんな本?
今日はひなまつりパーティー。
みんなで食べるご馳走を準備します。
まず作るのは太巻きずし、酢飯と具材を用意したら順番に乗せていきます。
絵本に描かれた通りに野沢菜2つ、山ごぼう2つ、ソーセージ1本、最後に酢飯を乗せて丸く整えると…
切ってびっくり、お顔になりました!
今度はチーズ、いんげん、昆布に高菜…
一体何ができるかな?
巻く具材と巻き方で、ただの太巻きがお絵描きみたいに楽しくなっちゃうナイスアイデア。
すまし汁に入れるカラフルなしらたまやデザートの甘いロールサンドなど、簡単にマネできるご馳走いっぱいのひな祭り絵本。
ちらし寿司やはまぐりのお吸い物とは違う桃の節句の楽しみ方ができますよ。
感想
この絵本、以前読んだ『おってきってたのしい!たなばたまつり』のシリーズです。
前回は工作を楽しみましたが、今回はお料理。
包丁を使わず作れる巻物は小さな子供と一緒に楽しみやすくて嬉しいです。
福音館書店『かがくのとも』で出版されたこちら、出版社でも品切れ状態でした。(なので商品リンクがなくてすみません。)
お探しの方はぜひ図書館もご検討ください。
わが家では節分に娘と恵方巻を作ったあとだったのでこの絵本の内容がとてもタイムリー。
酢飯、まきす、と思い出しながら読んでいたのでイメージしやすかったようです。
山ごぼうや野沢菜が出てきますが、巻物の具になる長さと細さが出れば色んな食べ物で代用可能だと思います。
魚肉ソーセージ、いんげん、卵など…
子供の好きな具材でぜひ作ってみようと思います。