秋といえば…
どんなことを思い浮かべますか?
山の秋、海の秋、田んぼの秋。
色んなところにやってくる秋、この絵本を読めば「秋といえば…」がすぐイメージできるようになりますよ。
四季のえほん あきですよ
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784323031132
どんな本?
「こんにちは、あきはもうきましたか?」
こんな1文から始まる絵本。
ページをめくる度に、色んな秋を見ることができます。
「こんにちは、あきですよ」
オレンジや黄色に色づいた森で、キノコが育っているイラストです。
「こんにちは、あきですよ」
紅葉の山で、猿たちが柿の実をほおばっています。
「おはよう、あきですよ」
海では漁師さんが、鮭をとっています。
こんな風に、色んな場所の色んな秋の風景を見開き2ページ全面で描いている絵本です。
「おはよう、あきですよ」
「こんにちは、あきですよ」
「こんばんは、あきですよ」
と挨拶から始まる短い文章と、色々な角度から切り取った秋の風景。
2ページの中にぎゅっと秋が詰まっています。
秋と言えば、キノコ、鮭、柿、彼岸花…
秋の雰囲気だけでなく、登場する秋の風物詩が子供の心に残る絵本です。
感想
秋の絵本を探しているときに見つけ、表紙のりすの絵に一目ぼれした絵本です。
中を開くと、表紙のイメージそのままの優しいイラストで秋が描かれていて本当に気に入りました。
春夏秋冬と全て揃えたかったのですが、どうやらもう出版されていない本のようで図書館で借りました。
1ページ目もとても素敵なんです。
「こんにちは、あきはもうきましたか?」という文章と一緒に描かれているのは、なんと宇宙。
宇宙から地球を見て、地球に問いかけているようなイラストです。
そこからグッと心をつかまれてしまいました。
幼稚園の娘もこの絵本はイラストをじっと眺めて猿を見つけたり、自分がやった落ち葉拾いと風景を重ねたりして楽しんでいました。
私があまりにもこの絵本を気に入っているので、娘に借りてきた絵本ですが「お母さん、この本読みたかったら読んでもいいからね」と娘がいつも声をかけてくれました。
秋の絵本も色々ありますが、鮭が出てくるのはこの本くらいなのではないでしょうか?
1冊読み終わる頃にはすっかり秋の雰囲気になれるお気に入りの絵本です。