娘が絵本を選ぶときは、中身を読んでみて『これがいい!』というものと、表紙だけで『これ読みたい!』という2パターンあります。
今回は表紙だけで選んだぶたの絵本を紹介します。
これがとんでもなく奇想天外で…例えるならば高熱の時に見る夢。
おもしろい?途中でリタイア?
不思議絵本をお探しの方にぜひ読んでみてほしい絵本です。
ぶたときまぐれきのこ
どんな本?
ちょっと哲学的なぶたが、ある日びしょぬれのきのこと出会いそれからのできごとを記録していくような物語。
友達のウシやペンギンも出てきます。
きのことミズゴケがラップランドへ行く、オットセイがハーブバスにドライオレガノを入れたがらない、きのこのビューティーサロンにアイススイミングのサービスが追加される…
1ページだけでこの情報量。情報処理が追いつきません。
そんな『なぜ?』と考えたら答えは見つからない不思議な世界で、お話がなんとなく進んでいきます。
元はフィンランドの絵本ですが、日本語訳が
『~した。』
『~した。』
と箇条書きのような文章なので、多少理解不能でもトントンと次に読み進めるのがすごいです。
シンプルな表紙から想像もできない世界が広がる、唯一無二の絵本、一度は読んでみませんか?
感想
英語でも、少し難しくても、最後まで絵本を読んできた娘が唯一途中でリタイアした絵本です。
なんで?どうして?がいっぱいの幼児期には情報が多すぎるかもしれませんが、絵はカラフルで可愛いので視覚で色々感じてくれることを期待します。
天使のシマウマが出てきたりきのこが煙草を吸っていたり…絶対にこの絵本でしか見ることのできない世界です。
おやすみ前の読み聞かせなど穏やかな絵本を探している方にはおすすめできませんが、不思議な世界観にどっぷりつかりたい方はぜひぜひ読んでみてください。
このシュールな世界観、我が家ではパパが1番気に入っています。
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(一部ルビあり) |
ページ数 | 48ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | ルビから判断すると8歳頃から |