あっという間に過ぎていく年末年始、お正月も終わって通常運転…
と思っていると、すぐにやってくるのが「節分」。
1月中に準備が必要な行事です。
今回は、関東でもすっかり定番になった「恵方巻」がテーマの絵本をご紹介します。
恵方巻の作り方も載っていますよ。
おばあちゃんのえほうまき
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784333024193
どんな本?
今日は節分。
おばあちゃんが夕ご飯に「えほうまき」を作ってくれると言うけれど、「えほうまき」ってなぁに…?
おばあちゃんは、恵方巻について色々と教えながらせっせと作っていきます。
・恵方巻とは
・入れる具の説明
・作り方
・「えほう」とは
・食べ方 など…
絵本の中に、これだけたくさんの情報が入っています。
お父さんが帰ってきて、家族みんなで食べる恵方巻。
豆まきをして、こたつで節分の絵本を読んで…
この1冊に節分がぎゅっとつまっています。
版画の温もり溢れるイラストで、日本の伝統食をぜひお楽しみください。
感想
「おばあちゃんの」というのを聞くと、なんだかほっこりとした温かい気持ちになります。
こちらの絵本ではおばあちゃんが孫のきりちゃんに恵方巻や節分の過ごし方を伝える様子が描かれていて、版画のイラストがとても雰囲気にあっているように感じました。
恵方巻はもともと関西地方の風習ということもあり、私は実家で食べたこともなければお恥ずかしながら存在すら知りませんでした。
結婚してから「なんだか最近節分の時期になると巻きずしのCMがやるなぁ…」という形で毎年刷り込まれていき、今に至ります。
「なんだか方角があって、そちらを向いて食べるもの」という程度の知識しかなかったのですが、この絵本でだいぶ詳しくなれたと思います。
中に入れる具に決まった数があること、ただ恵方を向くだけではなく食べ方のルールがあるなど。
せっかく覚えた季節行事なので、今年は娘と恵方巻を楽しむことにしました。
娘も食べてみたい!と乗り気です。
今は関東の小学校受験でも「恵方巻」が当たり前に出てくるので、地方の風習ではなく一般常識として子供に教えていきたいと思います。