我が家で絵本を読むときに意識しているのが、季節感。
今年は年末年始の絵本もたくさん探して読んでいます。
今回ご紹介するのは、トートバッグのイラストがきっかけとなり生まれた絵本。
読めばきっと心が穏やかになりますよ。
おしょうがつのかみさま
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784477033488
おもち
動物たちが過ごす年末年始。
大掃除をしたら、門松としめ飾りを飾って神様を待つのです。
年が明け、あけましておめでとうございますのご挨拶。
ぞろぞろと友達が集まってきて、神様は来たか来たかとみんなソワソワしています。
最後にやってきた虎は、背中に大きな鏡餅を乗せて。
みんなでお餅を食べようとしたその時、ぱちっと目を覚まし喋り出すお餅。
今年はなんとおもちに宿った神様。
おもちの神様と動物たちが過ごすお正月のお話です。
ほのぼのとしたイラストも人気なので、のんびり過ごす年末年始にぴったりですよ。
感想
わが家でこの絵本を読んだのは2022年。
虎の表紙なので、寅年にぴったりでした。(鶴やたぬきも出てくるので、特に干支を意識した内容ではなさそうです。)
5歳娘はこのゆるかわいいキャラクターが気に入ったようで、お正月が過ぎても何度も読んでと持ってきます。
文章も説明臭さはなく、ゆる~く楽しめる雰囲気の絵本。
独特の声かけもあり、読み聞かせていてもなんとなく気が抜けてリラックスできます。
お正月に神様がくるように門松やしめ飾りを飾ると言われていますが、この絵本を読むと「神様がやってくる」というのが少しイメージしやすいかと思います。
絵本の中で神様は毎年何に宿るかわからないという設定なので、今年はおもちだったんですね。
神様はみんなとお正月を楽しみ、満足して帰っていくのです。
わが家にも、神様は来てくれたかな?
こんな風に色んなものに宿ると思うと、とてもワクワクしますね。