4歳

ジャック幼児教室でも推薦される名作児童書『ももいろのきりん』読んでみた。

 

小学校受験で有名な幼児教室のひとつ、ジャック幼児教育研究所。

難関校に多数の合格者を出す名門校です。

 

そんなジャック幼児教育研究所で推薦される福音館書店の絵本があります。

子供たちに感じてほしいファンタジーの魅力いっぱいの1冊を紹介します。

 

ももいろのきりん

 


ももいろのきりん (福音館創作童話シリーズ)

カタカナ あり(ルビなし)
漢字 あり(ルビあり)
ページ数 83ページ
本のサイズ B6くらい
おすすめ月齢 5歳

ISBNコード:9784834000443

 

どんな本?

 

お母さんから大きな桃色の紙をもらったるるこ。

部屋いっぱいの紙を使って、るるこはきりんを作り始めます。

 

「キリカ」と名前もつけ、世界一強くて世界一美しいきりんを一生懸命作っていくるるこ。

クレヨンで口を描くと、なんとキリカが喋りだすのです。

走って、ジャンプして、るることキリカは跳ね回ってあそびます。

 

そんなある日、部屋に収まりきらないくらい大きなキリカは窓から首だけ出して寝ました。

しかし、翌朝見てみると…。

 

負けん気の強いるることいつも堂々としているキリカ。

お互いを思いやる優しい気持ち、「キリカは世界一強くて世界一美しいキリンだ!」と何も疑わずに困難に立ち向かっていく姿、未就学児には少し長いお話ですが、大人になってからも忘れられないという読者多数の名作です。

 

感想

 

長い本なので、5日ほどに分けて寝る前に少しずつ読みました。

キリカを作る→キリカにアクシデント発生→それを解決するため冒険に出る→仲間と出会う→敵と戦う→またアクシデント発生→素敵なものをもらう→その使い道とは…

 

要所要所に盛り上がるポイントがあるので、区切って読むと私も娘も「続きが気になる~!」とソワソワ。

あっという間に引き込まれる世界感で、途中でやめるのが難しいくらい続けて読みやすいお話でした。

 

お母さんに桃色の紙をもらうところから始まるこの絵本、最初はるるこの現実なのですがキリカを作っていくうちに気付くとファンタジーの世界に入り込んでいてその境目を感じないところが子供に人気の理由なのかなと思いました。

5歳娘はこの長いお話を読み終わったあと、長かった~と言うかと思ったら「もう一回読みたい!」ととても気に入った様子。

 

途中に出てくる動物たちも「そらいろ」「レモンいろ」など表現が素敵です。

長いお話に抵抗がある場合は何日かに分けてご覧になってみてくださいね。。

 

中川 李枝子(作) 中川 宗弥(絵)/福音館書店

 

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よめたん
よめたん
娘・息子を育てる英語好きなワーキングママが作る、絵本辞典サイト。 英語絵本を中心に、年間1800冊。 子供と絵本を読む穏やかな時間が大好き。 絵本のレビューでは『英語版・日本語版』の両リンクを貼れるよう努めています。 『子供も自分も楽しく』をモットーに子育て中。 皆様のお気に入りの1冊が見つかれば嬉しいです。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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