コールデコット賞とは、アメリカで毎年「最も優れた子ども向け絵本」に授与される賞のこと。
今回ご紹介する絵本は、第1作目の『No, David!』がこのコールデコット賞を受賞している絵本のシリーズ第3作目。
Davidシリーズとして日本でも有名ですが、短い英文でとても簡単に読めるのでぜひ原作にチャレンジしてみませんか?
David Gets in Trouble
どんな本?
何か問題が起きると「僕のせいじゃないもーん!」が口癖のDavid。
ボールで窓ガラスを割ったり、宿題を忘れたりしても、なんだかんだと言い訳ばかり。
"It's not my fault!" ⇒ 「僕のせいじゃない!」
"I didn't mean to!" ⇒ 「わざとじゃない!」
使うかどうかは別にして、色んな言い訳の英語フレーズを学べる絵本です。
子どもらしさ全開のDavidのイラストは、作者のDavid Shannonさんが5歳の頃に描いた絵を元にしているそう。
大人になった今、「あ~こんなこと言ってた言ってた!」と子供時代を懐かしむ楽しさ。
子供が自分のことを棚に上げて「なにこれおもしろい!」と笑う姿。
親子で読めば、自然と笑ってしまうDavidの魅力あふれる1冊です。
感想
大人の言うことをマネしたり、ちょっと反抗してみたり…
3歳頃から始まる子供の「口が達者になる」様子を、見事に描いている作品です。
見開きいっぱいに1つのシーンが描かれ、とてもダイナミックに情景が伝わります。
対して、英文は全てワンセンテンス(一文)のみ。
英語が得意でないパパママでもきっと訳せると思います。
Davidシリーズ1作目『No, David!』はアメリカでコールデコット賞、1作目を日本語に訳した『だめよ、デイビッド!」は第7回日本絵本賞読者賞を受賞。
今回ご紹介した3作目は英検Jr公式サイトでもおすすめされており、各所で人気を集める英語絵本です。
お子様と一緒に、ぜひ読んでみてくださいね。
カタカナ | ー |
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漢字 | ー |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9780439050227