今回ご紹介するのは、娘が1歳の弟にと選んでくれた絵本です。
私は赤ちゃん用コーナーを教えたわけでもなく、アドバイスもしていないのにぴったりの絵本を選ぶセンスにびっくり。
1歳前後の赤ちゃんにオススメの、積み木と言葉のリズムが楽しい1冊をご紹介します。
おっととっと
『おっととっと』
柿木原政広/福音館書店
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 21ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 0歳 |
ISBNコード:-
どんな本?
福音館書店から出ている月刊絵本『こどものとも0.1.2.』の通巻261号。
このシリーズは「赤ちゃんに語りかける絵本」を目指して作られていて、10ヵ月~2歳頃までの子供を対象としています。
イラストではなく、全て実際の写真で作られている絵本です。
色んな組み合わせの積み木が5種類登場。
どの積み木にも名前がついていて、ページをめくると楽しい音と一緒に形が変わります。
「おっととっと」
「こっととっと」
など響きが楽しい言葉で、最初の形からぐらっと形が崩れる変化を楽しめます。
お話というより、「音」を楽しめる絵本。
実写の絵本で、赤ちゃんに身近な積み木遊びを楽しめる1冊です。
感想
1歳の弟用にと幼稚園の娘が見つけてくれた絵本ですが、実写の積み木に目と口だけちょこっと描かれた可愛らしい作品でした。
そして何より、音の響きが楽しい!
ついつい口ずさみたくなる語呂の良さとリズムで、娘も気に入っている作品です。
息子はまだ積み木を積み上げるというよりパズルのように型にはめることを楽しんでいますが、この絵本のように積み上げてバランスを崩すとどんな風に形が変わるのか、実験してみようと思います。
文章はほとんど語呂の良い音のみで、1歳息子も最後まで読み切ることができます。
0歳から読める『こどものとも0.1.2.』の作品なので、赤ちゃんとお母さん・お父さんとの穏やかな絵本タイムにおすすめです。
こちらの絵本は現在出版社でも在庫切れでネット購入できないため、気になる方はぜひ図書館などで確認してみてくださいね。