最近、銭湯×絵本のコラボがありました。
絵本と銭湯!?と驚き、どんな作品か読んでみることに。
お話はシンプルですが、設定が色々とおもしろい。
人気に納得したtupera tuperaさんの絵本を紹介します。
パンダ銭湯
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 33ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784871100861
どんな本?
2013年初版、約50万部発行のベストセラー絵本です。
動物園のパンダ一家。
「今日は銭湯にいくか~」とパパパンダが提案すると、ママと子供は大喜び。
さっそく向かったのは…「パンダ銭湯」。
パンダ銭湯には、1つ大事な決まりがあります。
それは、パンダ以外の入店お断り!
どうしてでしょう。
早速着替えるパパパンダと子パンダ…
あれ?
え?
パンダって…!?
読み聞かせ会でも大人気、子供も大人も笑っちゃうパンダ絵本。
銭湯の張り紙、備え付けのシャンプーまで細かいこだわりがいっぱいの1冊です。
感想
tupera tuperaさんと言えば、今年読んだ『ほら、ここにいるよ』がとても素敵で印象に残っています。(翻訳がtupera tuperaさん)
しかし本作は、ガラリと雰囲気が変わります。
パンダがお風呂に入る時、色んな秘密が見えてしまう…
そんなお話ですが、その途中に出てくる細かい描写の面白さ!
個人的に1番好きなのは、サングラスに「Ray・Pan」と書いてあること。
他にもおもしろポイントがいっぱいで隅々まで見てしまいます。
文章は少な目で、パンダたちの会話のみでお話が進むのでストーリー絵本の読み聞かせというよりは絵にアフレコする気分で読みました。
幼稚園の娘にはまず「銭湯」の説明からしなければならず、ちょっとイメージがつきにくいようでしたがパンダの着替えには笑っていました。
今度銭湯に行ってみようと、知らないものを知る良いきっかけになりました。