今年もあっという間に後半、楽しいこといっぱいの秋がやってきます。
この記事では、おうちの中でも四季を楽しめるように秋を感じる絵本を20作品選びました。
読書の秋、食欲の秋…今年の思い出となる1冊を、ぜひ見つけてみてくださいね。
2021年最新作 この秋読みたい絵本
今年もたくさんの絵本が出版されています。
まずは今年発売された、最新秋絵本11冊をご紹介します。
つきのばんにん
お月さまを見守る重要な仕事である「つきのばんにん」を任されたシロクマ。
一生懸命お月さまのお世話をしていましたが、ある日月が欠けていくのに気付いて大慌て。
月の満ち欠けがテーマの可愛いお話です。
おばけくんのハロウィン
いつもひとりぼっちのおばけくん。
でもハロウィンの日だけは、みんなに混ざってお菓子をもらいに行ってもバレません。
そして迎えたハロウィン当日、アクシデントでおばけくんの正体が…!
子供たちとおばけくんの友情を感じる絵本です。
おちばのねどこでおやすみなさい
うさぎ、しか、くま…。
動物たちが、秋の森で眠る準備をしています。
みんなどんな風に眠っているのでしょうか?
フランスの人気作家が描く、おやすみ前にぴったりの秋絵本です。
おつきさまのパンケーキ
ある時、空からとろ~りとたれてきたのはお月さま。
フライパンに入れて、バターでじゅうじゅう焼いたら…おつきさまパンケーキのできあがり!
少なめの文章で小さなお子様にもおすすめ。
縦にめくるページが楽しい、とろけるお月さまの絵本です。
おばけのキルト
周りのおばけたちはみんな真っ白いシーツなのに、自分だけがパッチワーク柄で落ち込むおばけのキルト。
でもハロウィンの夜、ある人間の女の子と出会いキルトの心に変化が起こります。
小さなおばけが自分の魅力に気付くお話です。
ふしぎな月
空にのぼったまるい月。
その光を浴びると、虫は妖精になり、魚たちは夜空を泳ぎ…。
ジャングル、戦場、どんな場所にいても月の光は全てを包み込んでくれる。
そんな神秘的な月のお話です。
どうぶつたちのあきのおたのしみって?
大人気の『どうぶつたちの…』シリーズ第4弾!
秋になると、動物たちはみんなぴょんぴょんくるくる嬉しそう。
だって、おいしい食べ物がたくさん実るから!
可愛い動物たちと秋の味覚を楽しめる絵本です。
あたまにかきのき
「あたまにかきのき」は、日本昔話のひとつ。
ある日突然、頭に柿の木が生えた男。
そこから起こる不思議な出来事を、いもとようこさんの優しいイラストで読みやすくまとめた絵本です。
ポンポとポコポ 秋の行事
四季について学べる絵本『ポンポとポコポ』シリーズ第3弾!
お彼岸、十五夜、七五三など9~11月の行事を絵本で自然に解説。
行事に関連するアイテムも紹介され、秋に詳しくなれる絵本です。
おつきみセブン
『セブンの行事えほんシリーズ』最新作!
月の満ち欠け、月見だんごの作り方、月の伝説など、お月見に詳しくなれる内容。
月の満ち欠けを取り入れたすごろくも付いた、楽しい絵本です。
おつきさまはどこいった
夜のお散歩をしていたねずみたち、お月さまがずっとついてくることに気が付きます。
でもお昼になると、姿を消してしまうお月さま。
一体どこにいるの?
ちょっとしたしかけも楽しい、ねずみたちの冒険物語です。
読書の秋に読みたい絵本
秋と言えば、お月見・ハロウィン・芋ほり・紅葉…
楽しいこといっぱいの秋気分を盛り上げる、9月・10月にぴったりの絵本をご紹介します。
たくさんのおつきさま
1944年アメリカでコールデコット賞受賞以来、世界中で読みつがれてきた絵本。
お月さまが欲しいと言うレノア姫の願いを叶えようと、色んな人が知恵をしぼります。
しかしどんなに賢い大人でもできなかったことを、1人の道化師がやってのけるのです。
文章量多め、低学年向きの名作絵本です。
14ひきのおつきみ
お月見と言えばこれ!という人も多い、14ひきのねずみシリーズの名作。
お月見の日、日が暮れる前から準備をする14ひきのねずみたち。
最後の月は圧巻の美しさ、月への感謝などお月見本来の意味が伝わる絵本です。
もみじのてがみ
ある日ねずみに届いた、真っ赤なもみじの手紙。
ねずみは、りすやひよどりと紅葉探しに出かけます。
もみじの手紙がみんなに教えてくれたこととは…?
わぁっと目に飛びこんでくる紅葉の美しさを感じる絵本です。
もりのおふろやさん
『どんどこももんちゃん』などで有名なとよたかずひこさんの絵本。
空気が冷えてきたある日、動物たちが向かったのは森のお風呂屋さん。
ふぅ…とお湯につかっていると、隣には可愛いくまの赤ちゃん親子も。
最後の展開まで楽しめる、秋の森の絵本です。
だんごたべたいおつきさま
お月見の夜、縁側に並んだおだんごがどうしても食べたくなってしまったお月さま。
雲が代わりに取りに行ってくれたのですが、人間の子供に見つかってしまい思わぬ方法で切り抜けます。
日本の伝統を伝える『はじめての行事絵本シリーズ』です。
あきぞらさんぽ
えがらしみちこさんの『おさんぽシリーズ』第5弾。
秋のお散歩に出かけた女の子は、季節を感じる色んなものに出会います。
落ち葉、どんぐり、ミノムシ、とんぼ…
優しいタッチのイラストで、秋の楽しさが伝わってくる絵本です。
おちばいちば
女の子が、どんぐりの馬に乗って不思議な市場へやってきます。
そこは秋がいっぱいの「おちばいちば」。
木の実のごちそう、落ち葉のスカート、お客さんで賑わいます。
どのページも秋の色、細かい描きこみが楽しい絵本です。
おつきみおばけ
森の中で、迷子の小うさぎを見つけたおばけ。
泣いているうさぎをあやそうと、すすきを飾ってお月見の準備をします。
お団子がないので仕方なくお団子に変身すると…。
おばけの一生懸命な姿に、心温まる絵本です。
さつまのおいも
土の中で暮らすさつまいも。
歯を磨き、お風呂に入り、そしてなぜかトレーニングまで…。
さぁ、秋の一大イベントが始まります。
子供達も笑っちゃう、芋ほり時期に読みたい絵本です。
まとめ
気温が下がり、夏と比べて少し落ち着いた雰囲気を感じる秋。
おうちにいても秋気分を味わえるような、子供たちの大切な秋の思い出になるような絵本をご紹介しました。
書店にないものもあると思うので、ネットや図書館でぜひ探してみて下さいね。
秋ってこんな感じ!
子供たちにとって秋のイメージが、色鮮やかでワクワクするものでありますように。