『きんぎょがにげた』でおなじみの五味太郎さん。
五味さんの絵本は、英語版も出ているんです。
今回はその中でも、読みやすくて笑える1冊をご紹介します。
The Crocodile and the Dentist
The Crocodile and the Dentist (English Edition)
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9781452170282
どんな本?
I really don't want to... = 本当にいやだなぁ…
口元をおさえながら、ワニが見ているのは…歯医者さん。
どうやら、虫歯になってしまったようなのです。
歯医者さんに行かないといけない。でも、行きたくない…。
ワニは葛藤します。
そんな時、同じく葛藤している人がもう1人。歯医者さんです。
"I really don't want to..."
ワニを診察しないといけない。でも、ワニの口の中を治療するなんて怖すぎる…。
そして意を決したワニが歯医者さんへ入ってきます!
ワニ "Ah!"
歯医者さん "Ah!"
一言なのに笑えちゃう。
それぞれの同じ状況をうまく利用して、同じセリフでお話が進んでいく絵本です。
同じフレーズが繰り返されるので、英語学習にもぴったり。
びっくりしながら、怖がりながら、勇気を出しながら、怒りながら…
恐怖に立ち向かう2人に、子供も爆笑の1冊です。
感想
例にもれず、我が家の子供も爆笑でした。
何度読んでも、この独特の「間」とセリフと表情の組み合わせでやっぱり笑っちゃう。
英語はワンフレーズな上に同じ文章が繰り返されるので、初心者の方にもおすすめです。
"Must I?"
などすぐに使える一言フレーズが多く、幼稚園の子供もすぐに言えました。
我が家ではワニと歯医者さんの役を決めて、私が読む→子供が読む という流れで楽しみました。
何度か読むうちに子供が英語を暗記したので、馴染みやすいフレーズが多かったようです。
日本語版も出ているので、英訳が不安な方はそちらもぜひご覧になってみて下さいね。