世界中の子供たちの心をガッツリ掴んでいる人気絵本があります。
それが今回紹介する作品。
不思議なボタンと不思議な生き物、登場するのはこれだけ。
ただ、この絵本には1つだけ約束があります。
それはね…
DON'T PUSH THE BUTTON!
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9781492607632
どんな本?
"Hi! My name is Larry."
表紙を開くと、不思議な生き物が現れます。
そしてLarryの左側には、不思議なボタン。
この本には、1つだけ大切な約束があります。
それは、「絶対にボタンを押しちゃダメ!」ということ。
ページをめくると、Larryが話し続けます。
そしてその隣には、不思議なボタン…。
どうして押しちゃダメなの?
押したら、どうなっちゃうの…?
ほら、もう頭の中はボタンのことでいっぱい。
ちょっとだけならいいよね、押してみよう…
!!!!!!!
このあと、衝撃の展開。
世界中の子供たちが笑って夢中になる大人気作品です。
英文は全てLarryのセリフのみ。
自分とLarryがやりとりしている気分で絵本の世界に入り込める、楽しい参加型絵本です。
感想
日本でも人気のある作品だったので、英語で読んでみました。
日本語版より英語版の方が若干ページが省かれているようですが、特に違和感なく読めました。
少し英語がわからない部分もありましたが、幼稚園の娘大ウケ。
イラストと、そこまでの流れで状況がわかるのでわからない言い回しがあっても問題なく楽しめていました。
この絵本人気の理由は、やはり自分が参加することで次のページに繋がっていくストーリー展開だと思います。
"Don't push the button!"というタイトルですが、そんなこと言われたら逆にボタンが気になってしまいますよね。
そこを見事についてくるLarryのセリフ、益々押したくなってしまう人間の心理をうまくわかっています…。
そして、ボタンを押した瞬間…!
そのあとの展開がまぁ楽しい。
ゆっくり読むより、テンポよく読む方がおもしろさがアップすると思います。
"One little push"
"Push it twice!"
"Push it a bunch of times!!!"
など、押し方のバリエーションも豊富。
絵本を読みながら自然にストーリーに参加でき、英語を状況と一緒に覚えやすい作品だと思いました。
この絵本にはシリーズが色々あり、娘もお気に入りの1冊となったので次は別の作品も読んでみます。