ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、クリスマス絵本では珍しい「働く車」がメインのお話。
ショベルカー、ミキサー車、ダンプカーなど車好きのお子様必見です。
はたらくくるまたちのクリスマス
はたらくくるまたちのクリスマス (クリスマス×のりもの×キャラクター【2歳 3歳 4歳からの絵本】)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 34ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784865491852
どんな本?
工事現場のくるまたち。
今年最後の大仕事を、クリスマスまでに仕上げようと一生懸命働きます。
土や岩をどかしてきれいに整えるブルドーザー。
がー、ごーごー!毎日毎日頑張ります。
そしてクリスマスイブの夜、帰り道でサプライズ。
ブルドーザーへのクリスマスプレゼントが置いてあったのです。
「ありがとう」のカードになんて嬉しい気持ち。
ショベルカーも大忙しでざっくんざっくん土を掘ります。
冷たい雪が降る中、仕事を終えた帰り道でサプライズ。
「ありがとう」のカードと一緒にショベルカーへのクリスマスプレゼントが置いてありました。
このあとミキサー車、ダンプカー、と工事現場の車たち1台1台にぴったりのプレゼントが届き、最後には消防車にとびきりのクリスマスプレゼントが。
はたらくくるまたちが頑張っていたのは、このためだったんだね。
プレゼントをもらうだけでなく、贈る喜びも感じることができる絵本。
原書はアメリカでも絶賛され、ニューヨークタイムズのベストセラーリストで1位を獲得。
日本でも全国学校図書館協議会選定図書、日本子どもの本研究会選定図書に選ばれています。
車好きのお子様はもちろん、そうでない方もきっと楽しめる作品です。
感想
特に乗り物好きというわけではない4歳娘と読みましたが、はたらくくるまの歌が大好きなので出てくる車たちを眺めては知っている車を指差して教えてくれました。
どの車にも表情があり、キャラクターが可愛らしいので男女問わず楽しめる絵本だと思います。
ブルドーザーの「ブレード」や、ショベルカーの「バケット」など車の部位も出てくるので、車好きさんは更に楽しめるだろうなと思いました。
ごーごー!
ざっくんざっくん!
ぐるぐる!
など音を楽しむ言葉も多く、子供にもわかりやすい語呂の良い文章でした。
出版社のおすすめ年齢は3歳~となっていますが、どの車も働いた帰り道→プレゼントを見つける→「おやすみ、メリークリスマス!」の言葉で終わるという流れがあるので文章がまとまっていて読みやすかったです。
2歳だと、少し長すぎるかもしれないなと感じました。
わが家の1歳半息子にも読んでみたところ、落ち着いて最後まで聞いてはくれませんが出てくる車を「ぶーぶー!」「ぶーぶー!」と嬉しそうに指差してページをめくって楽しんでいます。
働く車たちの、クリスマスも関係なく雪の中泥だらけで一生懸命頑張る姿。
「働く」って大変だけど誰かの為になっているんだよと、子供たちが感じてくれたら嬉しいです。