知育や幼児教育に積極的なご家庭に必ずあるものと言えば「図鑑」。
実物写真がたくさん載っていて、子供の知的好奇心をくすぐる定番アイテムです。
今回は、わが家の娘が気に入っている図鑑をご紹介します。
『ざんねんないきもの事典』と同じく今泉先生が監修する動物図鑑です。
ポプラディア情報館 動物のふしぎ
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(一部ルビなし) |
ページ数 | 207ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 6歳 |
ISBNコード:9784591100837
どんな本?
全国3万を超える小・中・高校が採用している『総合百科事典ポプラディア』を展開する「ポプラディアシリーズ」の一つ、『ポプラディア情報館』。
植物、鳥など様々なジャンルの中から今回は動物がメインの1冊です。
こちらはただ動物を羅列して名前を知るための図鑑ではありません。
『ポプラディア情報館』ともあるように、動物の生態を知ることができる一歩踏み込んだ内容になっています。
図鑑の内容は大きく2つに分かれます。
・哺乳類のふしぎ(哺乳類の子育て、哺乳類のコミュニケーション、哺乳類の歴史と進化など)
・爬虫類・両生類のふしぎ(爬虫類の暮らしと育ち方、爬虫類の住む場所など)
そして、その中でさらに哺乳類ならサル目、ネコ目、クジラ目…、爬虫類・両生類ならカメ目、ヘビ目、カエル目…と細かく分類されています。
実物と間違えるくらいリアルなイラストと実態のわかる写真で見やすく構成。
・季節によって毛の色が変わる
・いろいろな哺乳類の群れ
・コウモリの子供の産み方
・土の中の巣の様子
・パラシュートヤモリ
など気になる情報が満載です。
動物博士になりたい方はもちろん、ただ色んな動物を見たいという方も楽しめるくらい様々な種類が載った1冊。
動物たちの「住む場所」「食べ物」「暮らし方」などから、特徴を見つけ不思議を楽しめる図鑑です。
感想
たくさんある動物図鑑の中から4歳娘が選んだのが、『WONDA動物』と今回ご紹介している『動物のふしぎ』でした。
▼『WONDA動物』はこちら
この図鑑、表紙に娘の興味を引く要素はないと思うのですが中身を気に入ったようで暇さえあれば読んでいます。
ただ羅列されているのではなく、ページごとに新鮮な気持ちで楽しめるところが良いようです。
図鑑なので文字の量はかなりありますし、「中生代三畳紀」「奇蹄目」など大人でも聞きなれない言葉がたくさん出てきます。
「全身」「長い」「〇万年」などの漢字にはルビがないので小学生向けであるのは確実ですが、図、写真、イラストを眺めるだけでわかることもたくさんあるので4歳娘は漢字を無視してペラペラとめくって楽しんでいます。
絵本をたくさん読む我が家ですが、動物はだいたいデフォルメされたイラストなのでこうした図鑑で実物を知ってくれると安心します。
うさぎは本当はピンクではないし、可愛いネコとライオンや虎は実は仲間なのです。
文章にもおもしろい内容がたくさん書いてあるのでもう少し大きくなったら読むとして、今はまず「図鑑って楽しい!」と感じて写真やイラストなどで分類などの印象だけでもわかってくれたらいいなぁと思っています。
巻末の目次から目当ての動物を探し、そのページを見つける練習も図鑑ならでは。
わからない→図鑑で見てみよう!
という流れが身に付くので、図鑑は身近なところに置いておくべきだなと思いました。