ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、知育ゲームとしても楽しめる絵探し絵本をご紹介します。
1つ1つ手作業のジオラマで作られた可愛すぎる世界が、クリスマスで更に素敵な1冊です。
どこ?クリスマスのさがしもの
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 24ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784061333383
どんな本?
もうすぐクリスマス。
ペンギンの親子はクリスマスの街へお買い物に出かけます。
広場には大きなクリスマスツリー、くまのおもちゃ屋さんには可愛いおもちゃがいっぱい、ひつじの洋服屋さんにも温かいお洋服が並び…
クリスマスの雰囲気いっぱいの街で、お店を1軒ずつ回ります。
そして、お店ごとに色々なアイテムを探していきます。
例えばお洋服屋さんだったら
・さくらんぼのスカート
・あかいミシン
・鏡
・黄色いめがね
など
ケーキ屋さんでは
・メロンパン
・きのこが乗ったロールケーキ
・ゆきだるまのケーキ
・赤いドア
など。
それぞれのアイテムをうまく文章にして、問題っぽさを感じさせずに読めるところがこの絵本の特長。
クリスマスのお買い物で1軒ずつお店をまわり、最後にアクシデントが発生してしまうというストーリー性もあります。
写真絵本の中から探して、見つける。
楽しみながら脳を鍛える『どこ?』シリーズの、クリスマス感いっぱいの1冊です。
感想
絵探し絵本では『ミッケ』『どこどこセブン』などをよく読んでいましたが、『どこ?』シリーズはこちらが初めてでした。
『ミッケ』と今回読んだ『どこ?』は指定されたアイテムを絵の中から探すもので、『どこどこセブン』は左右の絵の違いを探す間違い探しです。
『ミッケ』は色遣いやアイテムに海外らしさを感じますが、『どこ?』は日本の絵本なのでより身近に感じられるかもしれません。
写真は全て作者の山形さんが作ったジオラマでできており、細部まで丁寧に作りこまれています。
小さなサイズとは思えないくらいの世界観なのですが、巻末に製作中の風景写真が載っているのを見てこんなに小さいんだ!と驚きました。
どのお店もクリスマス感が溢れていて可愛らしいのですが、娘は特にケーキ屋さんがお気に入り。
店内はもちろん、ケーキも店員さんもクリスマスバージョンに変身しています。
クリスマスマーケット、スケートリンク、クリスマスコンサートなどどのページもワクワクする写真。
一番最初に出てきた広場のツリー、その時点では飾り付け最中の写真なのですが、最後に飾り付けが終わった姿で再登場。
動物たちがクリスマスを楽しむ空気感がこちらまで伝わってくるので見ていて本当に楽しい絵本でした。
見つけるアイテムは言葉で書かれていますが、赤い〇〇やしましまの〇〇など想像しやすいものが多く、身近なものばかりなので4歳娘は終始楽しんで読み終えました。
靴下やソファなど身近なものばかり登場するので、3歳頃から十分に楽しめそうだなと思います。
唯一「花束」って何?と聞かれましたが、確かに花は目にするものの花束は見る機会が少ないですね。
ちょっぴりぼやけたところに答えの絵があったり、パッと見てすぐわかるようなものばかりではないところも楽しめるポイント。
簡単すぎず、難しすぎず、4歳児にはちょうどよかったようです。
『どこ?』シリーズは他にもたくさん出ているので、たくさん読んでみようと思います。