『10かいだてのおひめさまのおしろ』でのはな先生ワールドに魅了された娘。
他の作品も読んでみたいと早速こちらの人気作を読みました。
これまた可愛くて、細かい描きこみをいつまでも眺めていられる絵本。
わが家で「座標」勉強に活用した方法もご紹介します。
うさぎマンション
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 34ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784774324890
どんな本?
ある日、うさぎマンションに新しい住人が引っ越してきました。
1番上の1番左のお部屋です。
このうさぎマンションには、全部で24のお部屋があります。
画家、手品師、大工、科学者、仕立て屋、そして魔法使いまで…!
大工うさぎが金づちをトントンしたり、ピアノうさぎがピアノをポロロンと弾いたり、個性豊かなうさぎたちが生活しています。
朝はそれぞれ朝食をとり。
お昼になると鐘が鳴り。
夜は…あれ?誰もいなくなってしまいました。
引越してきたうさぎ家族が準備をする間、それぞれのお部屋でみんなどんな過ごし方をしているのでしょうか。
そして、夜はみんなどこに行ってしまったのでしょうか?
ダイナミックに開く見開き4ページでうさぎマンションに入り込んだ気分になれる、隅から隅まで楽しい絵本です。
感想
『10かいだてのおひめさまのおしろ』と同じように、見比べたり選んだりする楽しみのある絵本。
24部屋それぞれに個性があるので、ここはどんなうさぎかな?と1つ1つ見ながら読み進めるのがとても楽しかったです。
娘はボルダリングのある運動うさぎのお部屋に住みたいようで、私は娘の隣のお菓子作りうさぎのお部屋にしました。
他のお部屋も「ばばはピアノが上手だからピアノのお部屋、もう1人のばばはお洋服を作るのが上手だから仕立て屋のお部屋」などと身近な人を思い出しながらぴったりのお部屋を選びました。
どのページをめくっても24部屋全てが見えるように描かれているので、時間とともにそれぞれどんな過ごし方をしているのかがわかりとても楽しい1冊です。
娘と見る時は、「上から○番目、右から○番目」とお部屋の場所を座標として読めるように練習もしました。
絵本を読みながらなので、勉強感なく楽しんで繰り返せるのがとてもありがたかったです。
色んなうさぎが色んな生活をしているね、と個性を感じる素敵なマンション。
自分の周りにも色んな人がいて色んな生活をしているんだ、と感じるきっかけになってくれたら嬉しいです。