頭の良い子を育てたい、そんなとき読まれるものと言えば「図鑑」。
実物の写真がたくさん載っていて、1人でパラパラめくって楽しめるアイテムです。
今回、娘が動物の図鑑を読みたいというので色々と見比べました。
「これがいい!」と娘が離さなかった1冊をご紹介します。
ポプラディア大図鑑 WONDA 動物
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 212ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 6歳 |
ISBNコード:9784591130865
どんな本?
全国3万を超える小・中・高校が採用している『総合百科事典ポプラディア』を展開する「ポプラディアシリーズ」の一つ、『ポプラディア大図鑑』。
宇宙、昆虫など様々なジャンルの中から今回は動物がメインの1冊です。
ただ動物が羅列されているのではなく、最初のページは「哺乳類ってなに?」と子供たちの興味関心をひくようなテーマから。
そして動物たちの暮らす場所(熱帯林、砂漠、高山、海洋など)、日本の動物とまとめられたページを進むといよいよ動物たちが種類ごとに登場します。
・カンガルー目
・カモノハシ目
・オポッサム目…
様々な種類でまとめられ、実物と間違えるようにリアルなイラストと実態のわかる写真で見やすく構成。
この図鑑は
・日本と世界の哺乳類、約680種掲載
・大きなイラストと写真による迫力ある誌面
・骨格標本で動物のからだのつくりを詳しく解説
がセールスポイントになっていますが、本当に種類が多くコウモリだけで28種類も載っています。
その他にも
ジュゴンとマナティーはどう違う?
ウサギの目はなぜ赤いの?
といった疑問をはさんだり、動物たちのお昼寝ポーズ特集やあくび顔特集のようにほっこりするページがあったりと飽きない工夫がたくさん。
動物博士になりたい方はもちろん、動物に興味があって写真を見てみたいという方でも楽しめる内容。
DVDはついていませんが、十分なボリューム感の図鑑です。
感想
たくさんある動物図鑑の中から、娘が選んだのがこれでした。
選んだ理由は2つあるようで、まずひとつは表紙の可愛さ。
コアラやいくつかの動物が載っているものなど色々とありましたが、このパンダのインパクト…可愛いですよね。大人の私でも惹かれました。
そして2つ目はパラパラと読んだ時の紙面です。
ただ淡々と「動物+説明」が載っているのではなく、獲物を捕らえる瞬間や生まれたばかりの赤ちゃんの写真など、あまり目にしない写真や臨場感あふれる写真がたくさん載っていているので説明を読まなくても楽しめるようです。
単調な構成で飽きないように途中のページで「親子の写真特集」などの見開き特集があるのも、ブレイクタイムにちょうど良かったです。
年中の娘はまだ最初から最後まで文字を読みつくすほどの気力はないようですが、ちょっとした時にこの図鑑で実物を見たり調べたりしています。
例えば絵本でシカとカモシカが出てきたとき、違いがわからなかったようなのですぐこの図鑑で「カモシカ」を調べました。
巻末の目次から「シカ」を探し、そのページを見つけます。
わからない→図鑑で見てみよう!
という流れが身に付くのでやはり図鑑は置いておくべきだなと思いました。