ちびまる子ちゃんでお馴染みのさくらももこさん。
漫画やアニメなど多方面で人気がありますが、実は絵本もあるのをご存じでしょうか。
今回は、その中でも冬~春にぴったりな作品を紹介します。
まるちゃんとコジコジが一緒に登場する夢のようなシリーズです。
ももこのファンタジック・ワールド コジコジ⑥
カタカナ | あり(ルビあり) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 36ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784789708630
どんな本?
実は、コジコジの漫画版が連載されるよりも先に出版されたのがこちら。
小学館の幼児向け月刊誌「幼稚園」にて連載されたものを絵本として全6巻出版しています。
こちらには「きたかぜこぞうはやさしいこの巻」、「すずめさんたちとひな祭りの巻」が収録。
左に文章、右にイラストで2話楽しむことができます。
「きたかぜこぞうはやさしいこ」は、お散歩しているコジコジが北風こぞうに出会うお話。
冷たい風が吹く冬にぴったりのお話で、最後は春がやってくる流れになるので自然と2話目の「すずめさんたちとひな祭り」に進むことができます。
各16ページずつで、文章も短めなので小さなお子様も楽しめるはず。
さくらももこさん独特のほんわかした世界観を絵本で感じてみてくださいね。
感想
2月の節分が終わり、ひな祭りの絵本を探していたときに見つけたこちらの絵本。
コジコジが漫画版で出るよりも先にこの作品が作られていたということもあり、現在なかなか手に入らない貴重品です。
5歳娘にと用意した絵本ですが、わが家は私と夫がコジコジもちびまる子ちゃんも知っている世代なので私たちの方が盛り上がってしまいました。
まるちゃんとコジコジが一緒に楽しめるなんて。
どちらのお話も優しくほんわかしたストーリーで、読むと胸がほっこりしました。
私がコジコジのマネをしながら読んだこともあり、娘はすっかりコジコジのマネが気に入ったよう。
「コジコジは、コジコジだよ?(絵本には出てこないセリフです)」子供がマネすると益々可愛いです。
きたかぜこぞうのかんたろうの歌を覚えたばかりの娘にはどちらも親近感あるお話でした。
「人形」「窓」「楽しい」など漢字は出てきますが、お話が短いのとカタカナ含め全てルビがふってあるので幼児さんも問題なく読めると思います。
ちびまる子ちゃんはテレビアニメがやっていますが、まさか娘と一緒にコジコジを楽しめるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。
娘も気に入ってくれたので、ぜひ他のシリーズも読んでみます。