小学校になると練習するひらがな。
最近では幼稚園や保育園で自分の名前を書ける子も増えてきました。
そんな子供たちが、まさにドンピシャで楽しめる「お名前」絵本を見つけました。
なんでもかんでも名前を書いてしまう子供らしいお話を紹介します。
それいけ!ぼくのなまえ
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784591125328
どんな本?
僕は名前が書ける。
自分のものには名前を書く、名前を書いたら僕のもの。
おもちゃにも全部名前を書いた。
干してある洗濯物にも名前を書いて外に出かける。
公園の地面に名前を書いて、街中の色んなところに名前を書いちゃう。
海の生き物にも名前を書いて、熱帯ジャングルでも名前を書いて…
どんどん広がっていく名前書き、建物も動物も「こうた」と男の子の名前だらけ。
最後は、一番大事なものに名前を。
一体なんでしょう…?
イラストの中に隠れる「こうた」の文字を探す絵探し絵本としても楽しめる1冊。
こんなところにも!と名前探しが盛り上がりますよ。
感想
図書館で娘が見つけた絵本、おもしろい絵本を見つけてくるなぁと娘の絵本選びにいつも驚かされます。
主人公のこうたくんがなんでもかんでも嬉しそうに名前を書いていくので、街も海もジャングルも「こうた」の名前だらけ。
5歳娘も名前が書けますが、やはり幼稚園のものなど私が書こうとすると「自分で書く!」とやりたがるので「名前を書く」というのは子供が自身の成長を感じられる大切な瞬間なのだなと感じます。
イラストもおもしろく、ただ普通に名前が書いてあるだけでなくワニが体で「こうた」の文字を作っていたり、バナナの皮で「こうた」の文字を作っていたりと絵探しがかなり盛り上がりました。
結構見つけにくいものもあるので、見つけた時に「ここにもあった!!!!!」と子供と大喜び。
この絵本をきっかけに文字を書くことや自分の名前に興味が出てくる子供もいるのではないかなと思いました。
現在入手しにくい本なので、ぜひ図書館などでも探してみてくださいね。