お正月と言えばこれ、焦げ目までリアルな絵本『おもち』読んでみた。

 

我が家で絵本を読むときに意識しているのが、季節感。

今年は年末年始の絵本もたくさん探して読んでいます。

 

今回ご紹介するのは、1年中あるけれど特に1月に一番活躍するあの食べ物。

ぷくーっと膨れる、あれです。

 

おもち

 


おもち (幼児絵本シリーズ)

カタカナ なし
漢字 なし
ページ数 24ページ
本のサイズ B5くらい
おすすめ月齢 3歳

ISBNコード:9784834086355

 

どんな本?

 

おもちを焼きましょう。

 

網の上におもちを乗せて…

じりじりじりじり、だんだん焼けていくおもち。

 

横から見ると、少し膨らんできました。

裏を見ると、ぱりぱりと焦げ目が。

 

ひっくり返して反対も焼いて…

さぁ、おもちは焼けるかな?

どんな風に食べようかな?

 

1月は、保育園・幼稚園や小学校でもちつきをする季節。

そして、お雑煮などで実際にお餅を食べる機会も多いですよね。

 

おもちが焼けていく様子を描いたシンプルな絵本ですが、「知ってる!やったことある!」

と子供たちの目はキラキラ輝くはず。

 

リアルなイラストなので、きっとおもちが食べたくなりますよ。

 

感想

 

こちらは福音館書店の定期購読絵本『こどものとも年少版』で出版され、その後単行本化されました。

年少版なので文章は優しく、「じりじり」「ぱりぱり」などオノマトペも楽しめます。

 

この絵本、実は木版画で描かれているそうなのですが全く気付かず…

こんなに繊細でリアルな絵が版画で描けるのかと驚きました。

よくよく見ると、確かに木目のような筋がところどころあるんですよね。

 

おもちの膨らみ方、網目など、細かい部分まで丁寧に描かれた絵本。

きなこ、あんこ、大根おろし、磯部…

色んな食べ方が載っていますよ。

 

彦坂 有紀 もりもと いずみ/福音館書店

 

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よめたん
よめたん
娘・息子を育てる英語好きなワーキングママが作る、絵本辞典サイト。 英語絵本を中心に、年間1800冊。 子供と絵本を読む穏やかな時間が大好き。 絵本のレビューでは『英語版・日本語版』の両リンクを貼れるよう努めています。 『子供も自分も楽しく』をモットーに子育て中。 皆様のお気に入りの1冊が見つかれば嬉しいです。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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