私が子供の頃から有名な、世界的ロングセラー絵本があります。
冬になると思い出す動物たちの可愛らしいお話。
2022年のウクライナ情勢に心が痛み、自分にできることを探して人道支援募金をしました。
どうか一日中でも早く日常が戻りますように、この絵本を読みながらウクライナへ思いを馳せています。
てぶくろ
カタカナ | なし |
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漢字 | あり(ルビなし) |
ページ数 | 16ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784834000504
どんな本?
冬の森でおじいさんが落としたてぶくろ。
あるネズミがそれを見つけててぶくろに住み始めます。
しばらくすると、カエルがぴょんぴょんとやってきます。
「私はくいしんぼねずみ。あなたは?」
「私はぴょんぴょんガエル。私も入れて」
てぶくろの中は2匹になりました。
またしばらくすると、今度はウサギがやってきます。
「僕は早足うさぎ。一緒に入れてよ」
てぶくろの中は3匹になりました。
この後も、個性豊かな動物たちが次々とてぶくろに入って行きます。
全部で6匹の動物が入りぎゅうぎゅうになったところに、のっそりぐまがやってきて…!
小さなてぶくろは、一体どうなってしまうのでしょうか?
感想
キエフ美術研究所で学んだのち、キエフの出版所に勤めていた作者。
ライプツィヒ国際図書展銀メダル、ロシア連邦共和国人民芸術家賞など多数の賞を受賞しています。
この絵本は私が子供の頃から読んでいるので、ホッと安心します。
娘が3歳の頃、保育園で先生方が劇をしていたのもこの絵本です。
ルビなしの漢字が出てきますが、「二〜七」の漢数字のみ。
次々に動物が増えていくというわかりやすい内容なのもあり、読み聞かせも一人読みもしやすいと思います。
5歳娘はもともと七五三という言葉でこの3文字を覚えていたので、他の漢数字が出てきて嬉しそうに覚えていました。
くいしんぼねずみ、おしゃれぎつねなどそれぞれのキャッチフレーズも楽しい絵本。
世代を超えて語り合える名作です。