季節が変わり、コートのいらない日も増えてきた頃。
春の絵本を色々と読み始めました。
今回は、春といえばこれ!というお花がメインの絵本を紹介します。
人に教えたくなる豆知識もわかりますよ。
なのはなみつけた
カタカナ | なし |
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漢字 | なし |
ページ数 | 28ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784834024098
どんな本?
春。
満開の菜の花畑は、風がふくと菜の花の香りでいっぱいです。
菜の花畑では、ブンブンとミツバチが飛び回っています。
一本の茎に小さな花がたくさんついているので、蜜がたくさんあるのです。
菜の花のアップ、蕾が開いていく様子など…
リアルなイラストはまるで図鑑を見ているよう。
川の土手に咲いた菜の花、花壇に咲いた菜の花、同じようで少し違う菜の花についても説明されています。
菜の花って何から咲くんだろう?
春が終わると菜の花はどうなるんだろう?
読み終わる頃には、すっかり菜の花博士になれる絵本です。
感想
こちらはもともと福音館書店の月刊絵本「かがくのとも」で発行された作品。
かがくのとも傑作集として単行本化されました。
菜の花に特化した絵本で、私も知らなかった菜の花の豆知識がたくさん。
あれって菜の花だったんだ!という発見もありました。
イラストですが、本物のようにリアルで細かい部分まで良くわかるように描かれています。
本物の菜の花をみたことがない娘と読みましたが、なんとこの絵本を読んだ翌日に出先で菜の花を発見!
絵本に描かれている通りの咲き方だったので、本当にこうやって咲くんだね!と娘と大興奮しました。
菜の花図鑑のような1冊ですが、出版社のおすすめ年齢が4歳からとなっているように幼稚園児でもわかるように書かれています。
モンシロチョウが周りを飛び回る様子は、まさに「春」。
ぜひこの絵本を読んで、菜の花を探しに出かけてみてくださいね。