先日『いつつごうさぎのきっさてん』を読んだ娘、巻末の絵本紹介を見て「これが読みたい!!!」と大興奮。
巻末の紹介は効果バツグンですね、早速取り寄せて読んでみました。
ショックで泣いちゃう子ぐまの気持ちに、すごく共感できる絵本。
とにかく可愛い絵を描くまつおりかこさんの作品です。
あめのひえんそく
どんな本?
明日は待ちに待った遠足の日!
子ぐまのモンタ、持ち物の準備はバッチリです。
お母さん、明日のお弁当には卵焼きとハンバーグは絶対に入れてね、あとね、あとね…!
楽しみで仕方ないモンタ、枕元にリュックを置いて眠ります。
そして次の日、明るい光で目を覚ますと…なんと、外は雨。
悲しくて悲しくて、モンタはいっぱい泣きます。
でもそこへお母さんがやってきて、「えんそくにいくわよ!」と声をかけるのです。
このあとモンタはお母さんのアイデアで、川を渡り、洞窟にもぐり、橋を渡って…
雨の日なのに元気いっぱい遠足を楽しむことができました。
お母さんは、一体どうやってモンタを笑顔にしたのでしょうか?
実際に真似できる素敵なアイデアがたくさん詰まった、親子の素敵なえんそく絵本です。
感想
まつおさんの描く動物は、ほっぺたが落っこちそうで、目がうるうるで、とても可愛くて大好きです。
そんな愛らしいモンタが遠足の朝、窓から呆然と雨を見つめているシーン。
なんの言葉もない、絵だけのページですがモンタの表情から気持ちが伝わって胸がキューっと痛みました。
なのでそのあと遠足でみるみる笑顔を取り戻すモンタにホッと一息。
この絵本を読んで、大人なら「仕方ないか」と流せることが、子供にとってはとても重要なんだなとハッとしました。
娘や息子が悲しんでいるとき、適当に流さずにしっかりと受け止め、このお母さんのように素敵なアイデアを提案できる親になりたいと思いました。
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カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784265081363