長い長い夏休み。
おうちで本を読む機会も増えると思います。
わが家でも、子供の夏休み気分を盛り上げるために夏の絵本をたくさん揃えました。
今回は、その中でもアメリカで大人気の作品をご紹介します。
すいかのたね
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 30ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 2歳 |
ISBNコード:9784772102520
どんな本?
朝・昼・晩、とにかくすいかが大好きで1日中すいかばかり食べている主人公のワニ。
そんなワニが、ふとした拍子に種を飲み込んじゃった…!!!
種を飲み込んじゃった!!!!!
そこからワニは大騒ぎ。
お腹の中でスイカが育って、つるが耳から生えてきたら…
えーん、どうしよう。
誰もが1度は経験のある、すいかの種の飲み込み。
そして、お腹ですいかが育っちゃうのでは…!?という心配。
子供らしい視点で描かれた、アメリカで大人気の作品の日本語版。
原作はセオドア・スース・ガイゼル賞を受賞し、Amazonでも星4.8の超高評価です。(2021.07現在)
スイカを食べる子供たちも、きっと共感できるはず。
夏休みにぴったりのポップで楽しい絵本です。
感想
コミカルで、オチまでテンポよく読める作品でした。
文章がシンプルで読みやすいので小さいお子様にもおすすめです。
子供目線の発想で、幼稚園児の娘も「え~!すいかが生えたらどうする?」と笑いながら読んでいました。
そして文字が大きく読みやすいので、一人読みにちょうどよく夏休みの音読に楽しく読んでいます。
この作品、初めて読んだ時その色彩に驚きました。
他の絵本では見たことのないようなレトロな色あせ感というか、でも全く古臭さがなくむしろ最先端に感じるような、独特の色調。
ピンクと緑と黒だけで作られたページはとてもお洒落に見えます。
原作がアメリカでも大人気なので、今度はぜひ原作を読んでみようと思います。
動画を見て、アメリカでもスイカに塩を振るんだなぁとなんだか嬉しくなりました。