ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、1974年に発行されて以来、今もなお愛される名作絵本をご紹介します。
さむがりやのサンタ
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784834004366
どんな本?
リーン!リーン!
目覚ましがなり、イライラしながら起きる白髭のおじさん。
今日は12月24日、「やれやれまたクリスマスか…」とぶつくさ言いながら支度をはじめます。
トナカイに餌をやり、着替え、プレゼントをそりに乗せ…
クリスマス当日のサンタの1日がわかる、コマ割りのクリスマス絵本です。
漫画のようですが、文字は少なくたまにサンタが呟く程度。
ほとんどイラストで楽しめます。
この絵本の魅力は、何と言っても人間味あふれるサンタのキャラクター。
「さむい」
「えんとつなんてなきゃいいのに」
「なんだ、ジュースか」
ぶつくさ文句を言いながらも、しっかりプレゼントを配り終えます。
サンタって大変ですね。
仕事を終えたサンタは家に帰ってやっと一息。
ニコニコと愛想の良いサンタが多い中、ちょっと不愛想だけど親近感がわくサンタの絵本です。
感想
原作は1974年に出版され、今でも愛される世界的傑作。
親子で代々読み継いでいるご家庭も多い絵本です。
サンタのキャラクターが、恐らく小さな子供たちが想像しているよりもぶっきらぼうなので夢がなくなるかな?と思う方もいるかもしれませんが、4歳くらいの子供になるとだいぶ色んな事がわかるようになるのできっとジョークを楽しめると思います。
出版社も推奨年齢を4歳~としているので、お子様の様子を見ながら参考にしてみてください。
わが家は可愛いもの大好きな4歳娘、毎年クリスマスを楽しみにしていますがこの絵本もとても気に入りました。
「寒いのは嫌だよまったく」
「すすだらけになっちまった」
というサンタの呟きにクスクス笑いながら絵本を読んでいます。
寒くて雪の降る中、ソリを走らせ色んな家・色んな子供たちにプレゼントを配り、朝までに仕事を終えるプレッシャーと戦いながら頑張るサンタ。ちょっとくらい文句を言いたくもなりますよね。
おうちに帰ったサンタに心からお疲れ様、ありがとうの気持ちがわいてくるサンタの1日絵本。
一生懸命準備をして届けてくれる世界中のサンタたち、いつもありがとう。