ライオン・虎・チーター・ヒョウ

へんてこなライオンのお話『へんてこライオンのりものなのよ』読んでみた。

 

先日、娘が表紙に一目ぼれして読んだ絵本があります。

それがこちら、長新太さんの『へんてこライオン』シリーズ。

Eテレでアニメ化!子供受けバツグンの『へんてこライオンどうぶつなのよ』絵本を読んだ内容と感想。ダイナミックなイラストと淡々とした文章が癖になる、子供受けの良い絵本。ナンセンスの神様と呼ばれた長新太さんの傑作3選、どうぶつ編をご紹介します。...

 

「ナンセンス絵本の神様」とも呼ばれる長新太さんの作品は、我が子の子供心をがっちり掴みました。

今回は、へんてこライオンシリーズの乗り物に特化した1冊をご紹介します。

 

へんてこライオン のりものなのよ

 


へんてこライオン のりもの なのよ (おひさまのミニ絵本)

カタカナ あり(ルビなし)
漢字 なし
ページ数 19ページ
本のサイズ B5くらい
おすすめ月齢 2歳

ISBNコード:9784097347781

 

どんな本?

 

しんくん、ゆうちゃんが歩いていると、ライオンに出会います。

ライオンはしっぽを引っ張ってと頼んできたり、急いでいたり…。

 

すると次の瞬間、ライオンが変身!

電車に、消防車に、飛行機…どれもひげが生えてライオンの名残があるけれど、それぞれ乗り物として動くんです。

そしてそのままどこかに走って行ってしまいます。

 

「ナンセンスの神様」らしさ全開の、まさに「へんてこ」なストーリー。

ダイナミックなイラストとこのお話のインパクトで、ハマる子供続出です。

 

へんてこライオンは、絵本雑誌で長期連載された作品でEテレでアニメ化も。

その中で「のりもの」をテーマにした傑作3話が、この絵本に収録されています。

 

感想

 

とにかくへんてこ!この世界観はすごい!

とてもぶっとんだお話で、子供がとにかく喜びます。

なにそれ~!と笑って楽しんでいる子供の姿を見ると、長新太さんの絵本はやっぱりすごいなぁ。

 

この絵本は1冊の中に3つのお話が続けて載っているのですが、どのお話も「○○が、△△ました。」という小学生の日記のような言葉で書かれているので小さい子供が理解しやすいと思います。

そして最後が必ず「へんてこなライオンの おはなしです。」で終わるので、意味不明なのになぜかすっきり終わる。

とにかくハマる人が多いのがわかります。

 

今回は乗り物がテーマなので益々喜ぶ子供が多そう。

絵もストーリーもダイナミックで、そういうものが楽しくて仕方なかった子供心を思い出す作品です。

 

 

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よめたん
よめたん
娘・息子を育てる英語好きなワーキングママが作る、絵本辞典サイト。 英語絵本を中心に、年間1800冊。 子供と絵本を読む穏やかな時間が大好き。 絵本のレビューでは『英語版・日本語版』の両リンクを貼れるよう努めています。 『子供も自分も楽しく』をモットーに子育て中。 皆様のお気に入りの1冊が見つかれば嬉しいです。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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