読まずにいられないタイトルと表紙!
娘が見つける絵本は、いつもおもしろそうです。
今回は、「ナンセンス絵本の神様」と呼ばれる長新太さんの作品をご紹介します。
なにそれ!と笑ってしまう世界とカラフルなイラストが、きっと子供の心を掴むはず。
へんてこライオン どうぶつなのよ
どんな本?
しんくん、ゆうちゃんが歩いていると、ライオンに出会います。
ライオンは鼻をいじったり毛を引っ張ったり、いつも何かしています。
しかし次の瞬間、ライオンが変身!
ひげのはえたブタや、黄色のままのゴリゴリライオン…どこかにちょっぴりライオン要素が残ってる。
そして変身したライオンはそのままどこかに行ってしまうのです。
「ナンセンスの神様」らしさ全開の、まさに「へんてこ」なストーリー。
力強くカラフルなイラストが、唯一無二の世界を作り出します。
へんてこライオンは、絵本雑誌で長期連載された作品。
その中でも「どうぶつ」をテーマにした傑作3話が、この絵本に収録されています。
感想
まさにへんてこ!
3話とも、清々しいほどの奇想天外ストーリーです。
子供って「へんてこ」な物が好きですよね、娘は「なにそれ~!」と笑いながらこの絵本を気に入っています。
どのお話も「〇〇は、△△しました。」「○○が、△△ました。」という小学生の日記のような言葉で書かれているので、小さい子供でも読みやすいと思います。
そして最後が必ず「へんてこなライオンの おはなしです。」で終わるので、意味不明なのになぜかすっきり終わる。
へんてこライオン、癖になる…。
Eテレでもアニメ化されるくらい子供受けのよい作品です。
たまには何も考える必要のない、頭を空っぽにして読める絵本もいかがでしょうか。
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カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 19ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 2歳 |
ISBNコード:9784097347798