虹を始め、カラフルが好きな娘。
クレヨンの絵本に目がありません。
今回は、個性豊かなクレヨンたちが魅力の絵本をご紹介します。
それぞれ自己主張を繰り広げるのですが、大人の私でも面白い。大好きな絵本です。
小学校低学年の課題図書に選ばれた絵本ですが、幼稚園の娘が読んでも問題なく楽しめるのでぜひご覧になってみてください。
クレヨンからのおねがい!
どんな本?
ケビン宛に、何通もクレヨンからの手紙が届きます。
赤いクレヨンからは、「俺さ、働きすぎじゃない?」
黒のクレヨンからは、「僕は線ばかり!色として使ってくれない?」
黄色とだいだいのクレヨンは、どちらも「自分がおひさまの色だ!」と譲らず喧嘩。
「もっと使ってほしい」、「休ませてほしい」など…
それぞれの主張がありのまま、長々と手紙に書かれています。
それを読んだケビン、一体どうやって解決するのでしょうか?
1通1通手書きで書かれた手紙は、どれも味があって絵本を読んでいることを忘れそう。
ラストに出てくる、ケビンの超大作に注目です。
感想
この絵本、それぞれの手紙が手書きになっているところがポイント。
性格や主張が手紙に現れていて、読み応えがあり面白いんです。
左にはお手紙、右にはイラストという構成で12色が登場します。
英語版もあったのですが、それぞれの気持ちがこもった手紙はある程度の長さがあり、手書き文字なのでまずは日本語から読んでみました。
とても気に入ったのでぜひ英語版も読もうと思っています!
我が家の楽しみ方は、それぞれの色イメージで声色を変えて読むことです。アフレコ気分。
赤は自信満々!紫は神経質、黄土色は諦めモード…。
読むのに時間はかかりますが、娘も最後まで楽しんでくれます。
どれも「確かに!」と思う手紙ばかりで、私は特に黄土色と灰色の手紙が切なくて好き。
クレヨンを使う子供も、読んでいる大人も楽しめるおすすめの作品です。
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カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 33ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784593505623