ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、その中でもみんながハッピーになる幸せ絵本をご紹介します。
おおきいツリー ちいさいツリー
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784477011417
どんな本?
もうすぐクリスマス。
ウィロビーさんのお屋敷にも、大きなツリーがやってきました。
早速飾ってみると、先っぽが天井にあたりへにょんと曲がってしまいました。
そう、ツリーが大きすぎたのです。
仕方がないので先っぽをちょん切る執事。
そして、その先っぽをお手伝いさんにプレゼントします。
喜んで小さなツリーを飾るお手伝いさん。
すると、ちょうど飾る場所の天井にツリーの先が当たり、へにょんと曲がってしまいます。
仕方がないので先っぽをちょん切るお手伝いさん。
そして、その先っぽはごみとして捨ててしまいます。
そこを通りかかった庭師、小さなツリーを見つけて大喜び。
家に持って帰り…
こんな風に、ちょきんと切られたツリーの先っぽが思いがけずたくさんの人を幸せにするという連鎖物語。
人間も、動物も、ツリーがそこにあるだけで幸せになれるのがクリスマス。
登場するみんなが幸せになる、ハッピーエンドの物語です。
感想
原作は1963年に出版され、今でも愛されるロングセラー作品。
外国らしくて可愛いイラストも人気です。
ツリーの先っぽを切る→小さなツリーが出来上がる→誰かがそのツリーを喜ぶ→ツリーの先っぽを切る
という流れが繰り返されるだけなのですが、ツリーを喜ぶ登場キャラクターそれぞれの暮らしぶりやツリーの楽しみ方が楽しいお話。
4歳娘は一度読むとすぐに気に入り、クリスマス絵本の中で特にお気に入りの1冊です。
自分にとって不要でもそれが誰かの幸せにつながるなんて、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになります。
アメリカで長く愛されてきた、かわいらしいクリスマス・ストーリー。
いろいろな動物が登場するくりかえしの展開で、子供への読み聞かせにぴったりです。