ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、おいしいものがいっぱい登場するクリスマス絵本をご紹介します。
はらぺこサンタのクリスマス
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784593102518
どんな本?
いよいよ明日はクリスマス。
サンタは大急ぎで荷物を積み込み準備します。
いそげいそげ!
やっと準備が終わったサンタクロース、ごはんを食べる暇がないのではらぺこのまま出発です。
しばらくすると…あれ?
シュトーレンがたくさん見えてきた!
思わずつばを飲み込むサンタですが、それは雪が積もったお山でした。
そしてまたしばらくすると…あれ?
おいしそうなミートローフ!?
でもやっぱりそれも見間違い。
かまぼこ型の窓から見えたお部屋でした。
このあとも、見るもの全てが食べ物に見えちゃうくらいおなかぺこぺこのサンタクロース。
最後までプレゼントを配ることはできるのでしょうか。
作者のはらぺこめがねさんは、ご夫婦のイラストユニット。
名前の通り、作品は食べ物に関するものばかりで「食べ物と人」をテーマに活動されています。
この作品の中にはクリスマスらしい食べ物ばかり登場し、クリスマス時期にぴったり。
そう言われれば見えてくる、食いしん坊さんにおすすめの絵本です。
感想
発売されたばかりの絵本ということで気になって手に取りました。
表紙のように黒背景で描かれているので夜の雰囲気はばっちりで、出てくるごちそうがどれもこれもおいしそう。
できたてを思わせる湯気もよく見えます。
あれ?シュトーレン?→山でした。
あれ?ミートローフ?→窓でした。
という流れがあるので、じゃあこのおいしそうなコンソメスープはなんだろう?と4歳娘も想像力を使って楽しめました。
つやつやの苺、湯気のたったチキン…どの食べ物もドアップで描かれているので、おなかがすいている時は要注意の絵本。
シュトーレンやミートローフはあまり目にすることがなかったので、この作品でクリスマスと関連付けて覚えられてよかったです。
最後にサンタとこびとたちが開いているパーティーの様子は、背景も色が付き明るい雰囲気が伝わります。
テンポよく、飽きずに読めるおいしい絵本でした。