Disneyの中でも、世界中で人気の『アナと雪の女王』。
幼稚園の娘も大好きで、お友達ともよく歌って踊っています。
アナ雪の絵本は色々と出ていますが、今回はアナとエルサの姉妹について描かれた作品を読みました。
『ありのままでだいじょうぶ』というタイトルで翻訳されていますが、英語の原書を読んだのでそちらをご紹介します。
A Sister More Like Me
カタカナ | ー |
---|---|
漢字 | ー |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9781423170143
どんな本?
映画「アナと雪の女王」では描かれなかった、アナとエルサが大人になるまでの道のりと、仲直りしたあとの心境の変化がわかる心温まるストーリー。
映画の作画スタッフであるブリトニー・リーさんが美しく描いた絵本です。
小さい頃は仲良しだったのに、ある事件をきっかけに距離のあいてしまったアナとエルサ。
綺麗好きできちんとしたエルサ、おてんばで外遊びが大好きなアナ、正反対の2人はなかなかわかりあえません。
この絵本では
Elsa=neat and purple
Anna=pink and crowded
とそれぞれの言葉が色とフォントで分けて書かれています。
英文の量はある程度あり、大人でもパッと訳せないような長さの文章も多いので初心者さん向けではありませんが、エルサが何を感じていたか、アナが何を感じていたかを文字色から読み取りやすくなっています。
I am happy I am me.
We are happy we are we.
自己肯定感の高まる素敵な言葉がたくさん。
分かり合えないまま大人になった2人がどのようにお互いを理解し、ありのままの自分たちを受け止められるようになるのか。
お互い違うけれど、その違いがどんなに素敵なことなのか。
それぞれの良さを知り、仲直りする姉妹の心温まるお話です。
感想
表紙にも裏表紙にもキラキラのラメ加工がされていてアナ雪好きの娘が大喜び。
4歳娘は幼稚園も塾も英語系ではないので英文を全て理解するのは難しかったですが、私のつたない訳とイラストで理解してくれたようです。
ただ、「,」で区切った長い文章が多いので訳すのも少し苦労しました。
「geometry」「proper」などパッと訳せない単語も出てきて、完璧に訳そうとすると大人も少し時間が必要というレベルだと思います。
イラストはDisneyファンの間でも人気のあるビジュアルアーティスト、ブリトニー・リーさん。
美しい色遣いや2人の表情、英語がわからなくてもイラストだけで見ごたえがあるようで娘も嬉しそうに眺めています。
左右のページでそれぞれアナとエルサについて比較できるような構成になっているので、2人の違いを確認しながら親子で楽しみました。
エルサ好きの娘、やっぱりエルサってかっこいい!と益々好きになったようです。