2歳

サンタさんが気になって仕方ない子供たちに『クリスマスのふしぎなはこ』読んでみた。

 

ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。

子供たちの大好きな季節がやってきます。

 

クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。

今回は、子供たちの理想が詰まったクリスマスのお話をご紹介します。

 

クリスマスのふしぎなはこ

 


クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本シリーズ)

カタカナ あり(ルビなし)
漢字 なし
ページ数 24ページ
本のサイズ B5くらい
おすすめ月齢 2歳

ISBNコード:9784834023800

 

どんな本?

 

ある日、男の子が軒下で不思議な箱を見つけます。

開けてみると…なんと、中にサンタさんが見えます。

男の子はその箱をこっそり持ち帰り、自分のベッドの下に隠します。

 

男の子がお母さんに「サンタさん、もう出発したかな?」と聞くと、「サンタさん寝坊してないといいねぇ。」と言われ、早速箱を確認。

すると、ちょうどサンタさんはプレゼントを積み込んで出発するところでした。

 

ホッとした男の子ですが、今度はお母さんが「サンタさん、氷の海に流されていないといいねぇ。」と言うのでまた箱を確認します。

 

すると、サンタさんはちょうど森の中を走っているところ。一安心です。

 

このあと、ことあるごとにサンタが気になり確認する男の子。

いよいよ寝る前になり、ちゃんと来てくれるか心配で箱を覗くと…?

 

見るたびにサンタの様子が確認できる魔法の箱、ちゃんと来てくれるかな?今どの辺かな?と気になる子供たちには夢のようなアイテムです。

 

クリスマスのドキドキが盛り上がるファンタジー物語、この箱があれば安心して眠れそうですね。

 

感想

 

クリスマスのお話には珍しく、「THE 日本の家庭」という雰囲気のイラストで描かれているのでとても親近感がわきました。

クリスマスの箱の中ではサンタがプレゼント配りの準備を進めているのに、現実世界では昭和を感じさせるお母さんや家の様子が描かれそのギャップがまた楽しい作品でした。

 

4歳娘にとっても「箱の中にサンタの世界が広がる」というのは予想外だったようで、興味津々で読んでいました。

サンタさん来てくれるかな?と心配になるのはきっとどの子供たちも同じで、こんな風に確認できると安心ですよね。

娘もサンタさんが近づいてくるのを確認しながらドキドキしていました。

 

出版社の対象年齢では2歳~となっていますが、現実世界と箱の中のサンタの世界が交互に出てくるお話なので想像力が広がると思います。

箱はないけれど、自分が過ごしている間もちゃんとサンタさんは準備してくれているという想像ができるといいなと思いながら、子供と楽しみました。

 

長谷川 摂子(文) 斉藤 俊行(絵)/福音館書店

 

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よめたん
よめたん
娘・息子を育てる英語好きなワーキングママが作る、絵本辞典サイト。 英語絵本を中心に、年間1800冊。 子供と絵本を読む穏やかな時間が大好き。 絵本のレビューでは『英語版・日本語版』の両リンクを貼れるよう努めています。 『子供も自分も楽しく』をモットーに子育て中。 皆様のお気に入りの1冊が見つかれば嬉しいです。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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