夏が終わると、街が一気にハロウィン仕様になりますよね。
お菓子に仮装、ワクワクすることばかり。
そのハロウィンの主役でもあるジャックオランタンの絵本をご紹介します。
今年は、かぼちゃ選びから始めてみませんか?
ハロウィンのかぼちゃをかざろう
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 36ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784776409724
どんな本?
もともと子供の本専門書店とおもちゃ屋さんを経営していたアメリカ在住の作者と、『アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ』でV&Aイラストレーションアウォードのベストイラストレーション賞を受賞したイギリス在住のイラストレーターがタッグを組んだ作品。
本場海外でのハロウィンの過ごし方を知ることができる絵本です。
さぁ、ハロウィンがやってきました。
まずはかぼちゃ選びから始めましょう。
大きさ、色、形、様々なかぼちゃが売られています。
お気に入りのかぼちゃを見つけたら、お金を払って帰ります。
帰ったらまずかぼちゃを洗い、ピカピカに拭き上げます。
庭やベランダなど汚れても良い場所でやりましょうね。
次は道具を揃えて、いよいよ中身をくりぬきます!
ハロウィンに欠かせないジャック・オ・ランタン。
それをかぼちゃから手作りする方法が絵本になった1冊です。
手作りの方法と言っても
1.かぼちゃを買う
2.お金を払う
3.…
と味気なく書かれているわけではなく、カラフルなイラストとストーリーでしっかりと絵本になっています。
キラキラの表紙、ハロウィンの雰囲気満載のページ。
読めばきっとジャック・オ・ランタンを大切に感じることができる1冊です。
感想
「かぼちゃランタンの作り方が学べる…」というような説明文を読み、なんだか説明くさそうな絵本だなぁと思っていましたが全くそんなことはありませんでした。
ストーリーがあり、その中で自然に作り方を教えてくれます。
ハロウィンと言えばジャック・オ・ランタンですが、それを手作りしようという発想が全くなかった私。
同じく幼稚園の娘にとっても「飾り」「買うもの」というイメージだったので、本当はかぼちゃをくりぬいて、きちんと手順を踏んで作るということが伝わってよかったです。
また、ジャック・オ・ランタンを作る意味もわかりやすく記載されています。
この絵本を読んで、ハロウィンが益々身近で楽しいイベントになってくれたら嬉しいです。