カラフルな色づかいが目をひく、猫の絵本があります。
ちょっとしたしかけで子供たちの反応もバツグン。
今回は、そんな人気シリーズ絵本の中の1冊をご紹介します。
愛嬌のある猫と魚コンビが大活躍するお話です。
ねむるねこざかな
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784577026724
どんな本?
さかなが好きなねこと、ねこが好きなさかな。
ねこは時々さかなの中に入ってねこざかなになります。
ふんふふふーん♪
にゃんにゃにゃにゃーん♪
歌いながら海をお散歩していると、たこぼうずに遭遇!
見た目はさかなのねこざかな、おいしそうな魚だと食べられそうになってしまいます。
そこで考えたねこざかな、ある作戦でピンチを乗り切ろうとします。
このあとふたりは、無事にお散歩に戻れるのでしょうか?
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書
にも選ばれているシリーズ第3弾。
大きさの違うダイカットのページがところどころ挟んであるので、めくる楽しさを感じられる1冊です。
感想
娘がこの絵本を読むきっかけになったのが、作者のわたなべさんが描く『ねこのはなびや』という絵本。
夏に読んで、楽しいしかけに大喜びで巻末の作品紹介で『ねこざかな』シリーズを知ったのです。
今回は、シリーズ第3弾。
ねこの中に入ってしまうねこざかなの見た目の可愛さそのまま、ねこざかなだからこそできるアイデアでピンチを乗り切ります。
この絵本のしかけは、ところどころダイカットになったページがありそれをめくると同じキャラクターがさっきとは違う姿や表情に変身するというものです。
ページの形もその都度変わるので、子供が「本をめくる」を楽しめると思います。
幼稚園の娘は読み聞かせをするときに、ダイカットのページを大喜びでめくります。
何度もめくってイラストの変化を楽しんでいるようです。
ヤシの木がオレンジやピンクだったり、太陽が虹のようにカラフルだったり、色づかいも楽しい絵本。
読み終わると、「ふんふふふーん♪にゃんにゃにゃにゃーん♪」が離れなくなりました。