果物の断面がわかる！キラキラ爽やか絵本『へんしんへんしんフルーツポンチ』読んだあらすじと感想

楽しい夏休み！

今年（2021年）はおうち時間が増えることもあり、子供の夏休み気分を盛り上げるための絵本をたくさん揃えました。

今回は、その中でも出版されたばかりの1冊をご紹介します。

果物たちのフレッシュさが伝わる、さっぱり涼し気な夏絵本です。

へんしんへんしんフルーツポンチ

ISBNコード：9784593102594

『カレーのおうさま』『おでんのおうさま』に続く姉妹絵本。

山本祐司さんの楽しい食べ物シリーズ最新作です。

「フルーツポンチを作りましょう！」

ガラスの器が声をかけると、フルーツたちがやってきます。

そして器に飛び込むフルーツたち。

でも、あれれ…？

丸ごとじゃ、フルーツポンチになれません。

さぁみんな、へんしんへんしん！

おいしそうなフルーツポンチはできあがるのでしょうか？

果物の断面もわかり、勉強になる１冊。

夏に読みたいキラキラシュワシュワ爽やかな絵本です。

キラキラ輝くような表紙が爽快で、見るだけで楽しくなる絵本でした。

我が家でも、サイダーの中にラムネを入れて炭酸がシュワー！とあふれるフルーツポンチを作って大盛り上がり。

幼稚園の娘の1人読みにちょうど良いボリュームで、変身する時の掛け声

「へんしんへんしんフルーツポーンチ！」

は元気いっぱいです。

サイダーを注いだあと、見開き２ページでフルーツたちが混ざる様子はカラフルでキラキラして大人が見ても楽しい気持ちになります。

そしてこの絵本では色んな果物の元の形と、カットした後の形が学べるのが嬉しい。

特にパイナップルは、なかなか自分でカットしないので「これがこの輪っかになるんだ！」という発見もありそうです。

最後のページのオチも可愛らしいですよ。

山本　祐司