成長と共に、様々な感情表現をする子供たち。
笑ったり泣いたり、小さな体で一生懸命頑張っています。
そんな子供たちのメンタルを整えるのに最適だと、世界中で話題になっている絵本があります。
優しい朗読動画と一緒にご紹介します。
カラーモンスター きもちはなにいろ?
オリジナル版 カラーモンスター きもちは なにいろ? (「カラーモンスター」シリーズ)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 39ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784522802182
どんな本?
全世界で200万部を突破する人気絵本「カラーモンスター」シリーズの第一作目。
いろんな気持ちでごちゃごちゃになっているカラーモンスターが、1つ1つ気持ちを整理していくお話です。
この子はカラーモンスター。
今、モンスターの気持ちはとても複雑。
体の色もごちゃまぜです。
そこへ、1人の女の子が現れます。
複雑になった色を分けていく方法を教えてくれるのです。
嬉しい気持ち
悲しい気持ち
怒りの気持ち…
その子の言う通り、様々な気持ちを1つずつ分けていくモンスター。
さぁ、ごちゃごちゃのモンスターはどうなった?
感想
図書館では何ヶ月も予約しないと読めないくらいの人気絵本。
子供たちが自分の気持ちを把握し、気持ちの整理や表現ができるようになると世界中で支持されています。
我が家の5歳娘も、つい怒ってしまったり、不機嫌で泣いてしまったり、まだまだ自分で理由がわからないことが多い様子。
こちらも忙しいとつい怒ってしまったりするのですが、きちんと気持ちを受け止めてあげないといけないんですよね。
この絵本の素敵なところは、その感情を否定しないところ。
怒った気持ちも、不安な気持ちも、きちんと整理して並べます。
怒り=赤、嬉しい=黄色、不安=黒、と感情ごとに色が決まっているので整理がわかりやすく、見えないはずの気持ちを視覚化することができます。
娘は他にも『ガストンシリーズ』を読んでいるので理解しやすかったようで、色ごとのイメージを楽しそうに眺めていました。
「今自分はこういう気持ちだ」と客観的になることで少し落ち着くことができたり、自分の気持ちを受け止めるきっかけになったりすると思います。
これからもっと広い世界に出ていく子供たちが、自信を持って堂々と生きていけるよう私もしっかりサポートしたいです。