怖いけど、なんだか気になっちゃう。
子供たちに意外な人気を持つのが、「おばけ」の絵本です。
ハロウィン以外にもおばけの絵本はたくさんあります。
今日は、ほのぼのする妖怪絵本を紹介します。
ようかいむらのじごくえんそく
ようかいむらのじごくえんそく (えほん ようかいむらシリーズ)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784337026018
どんな本?
今日は、ようかいむらのみんなで遠足へ。
行先は、こわ~いエンマ大王のいる地獄です。
九尾のキツネ、コンコン号に乗って出発進行!
車内ではしりとりをしながら楽しく過ごし、現地へ到着。
まずは賽の河原へ…
そして反省の鏡へ…
次は血の池地獄へ…
怖い地獄のはずなのに、ようかいむらのみんなは大満喫。
火炎地獄でも、つるへびやひのたまが楽しそうに飛び回っています。
そしていよいよエンマ大王の前に…
嘘をつくと舌を引っこ抜かれてしまうという怖いエンマ大王の前で、うっかり嘘をついてしまったじろきちは一体どうなってしまうのでしょうか?
10冊以上が出ている大人気の『ようかいむら』シリーズ、日本で語り継がれる妖怪たちが可愛く描かれているのでおばけが苦手なお子様でもきっと楽しめる絵本です。
感想
「おもしろそう!」と娘が選んだ絵本。
特におばけが好きなわけではなくむしろ「おばけ怖い~」というタイプの娘ですが、可愛らしく描かれたキャラクターばかりなので楽しく読み終えました。
何回も繰り返し読むところを見ると、自分の知らない世界をドキドキしながら楽しんでいるようです。
・九尾のキツネ
・一つ目小僧
・猫又
・座敷童
・傘化け
・二口女
など、出てくる妖怪の種類も多いのでおばけ好きさんはより楽しめるのではないでしょうか。
血の池地獄など文字にすると恐ろしい場所も登場しますが、イラストのタッチが可愛らしいので娘も怖がる様子はありませんでした。
エンマ大王がいること、嘘をつくと舌を抜かれてしまうというお話もこの絵本で初めて知ったのですが、幼稚園児の娘にはこの可愛らしい絵本がちょうど良かったと思います。
おばけむらシリーズは他にも季節行事がテーマになった作品もたくさんあるので、ぜひお気に入りを見つけてみて下さいね。