お受験というと問題をひたすら解くイメージがありますが、一般常識も大切。
家庭での過ごし方も合否を左右する大事なポイントになります。
でもいざ教えようとすると、何をすべきなのか漠然としがち。
そんな時、娘が通うお受験教室でおすすめされた図鑑がとても良かったので紹介します。
お受験するご家庭に必ずあると言っても過言ではない、バイブル的存在の1冊です。
楽しく遊ぶ学ぶ せいかつの図鑑
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | あり(ルビあり) |
ページ数 | 191ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784092131842
どんな本?
小学館の子ども図鑑プレNEOシリーズの大ヒット作。
子供たちが意外とできない、大人がきちんと説明できない一般常識をまとめた1冊で、出版社も「当たり前のことをわざわざ教える図鑑」と言うほど基本的な内容になっています。
項目は衣・食・住の3つに分かれ、それぞれの知っておきたいことがわかりやすく記載。
・洗濯物(干す、畳む)
・蝶結び、リボン結び
・服と靴(歴史、特別な日の服、部分の名前、模様の名前、素材)
・洗う(石鹸、靴下を洗う、上履きを洗う)
・アイロンがけ
・裁縫(道具、やり方)
・食事のマナー(箸、茶碗)
・季節の食べ物(春夏秋冬)
・お菓子(歴史、海外生まれのお菓子、抹茶プリンの作り方)
・行事の食べ物
・料理(調理器具、炊く、おにぎり、目玉焼き、みそ汁などの作り方)
・食器の片付け
・掃除(雑巾、ほうきとちりとり)
・エコ(ゴミ、気温調節)
・衛生面(歯磨き、爪切り、体を洗う、紙を洗う、和式トイレ、病気や怪我、災害)
・電話
・はがき
と言った日常的な知識や、結ぶ・切る・書くなどの当たり前の動作を今一度確認することができるようになっています。
写真はもちろん、イラストも豊富で子供でも楽しめる構成。
小学校受験の過去問を精査して項目を抽出しているので、お受験にも強いと絶大な人気です。
感想
幼児教室でもおすすめされる定番の図鑑で、お受験するご家庭にはきっと置いてあるのではないでしょうか。
わが家でもお受験対策に娘が読んでいますが、一般常識と言えど5歳の娘にとっては知らないこともたくさん。
身近な物事ばかりなので興味津々で、暇さえあれば読んでいます。
未就学児から楽しめる図鑑ですが、決して子供用ではありません。
服の素材の違い、正しい箸の持ち方、お茶の入れ方など大人も曖昧なままやっていることが多いのではないでしょうか。
わが家では、歯磨き粉をつける際娘に「それは多すぎる」と注意されてしまいました。
確かに歯磨き粉の量など気にしたことがありませんでしたが、この図鑑にはしっかり写真が載っていて理想的な分量がパッと見てわかるようになっています。
娘はいつの間にかこの図鑑を読み込み、日常に活用するようになっていたのです。
わが家ではリビングの手を伸ばしやすいところにこちらを置いて、暇なときにペラペラ娘が読むようになっています。
最初から最後まで全部読む!と思うと気が遠くなりますが、図鑑は本と違うので疑問が出たときすぐに調べるためのアイテムとして子供が気軽に触れるようにしておきたいですね。
物の名前や使い方はもちろん、雷が鳴ったらどういう行動を取ればいいのか、留守番中に電話がかかってきたら何と答えるのがいいのか、など子供たちの身を守る情報も。
この図鑑を一緒に読むことで、大切なことを親子で共有できるのでありがたいです。