こんなことあったらいいな…
そんな夢の世界を楽しめるのが絵本の醍醐味。
今回は、まさにそんなワクワクドキドキが詰まった夢のようなお話を紹介します。
ピンポーン、かいじゅうたくはいびんでーす。
かいじゅうたくはいびん
カタカナ | あり(ルビなし) |
---|---|
漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784065260630
どんな本?
こら!けんた!
おもちゃを散らかしっぱなしでお母さんに怒られてしまったけんた。
そのままバタンと扉をしめて自分の部屋にとじこもっていると、インターホンが鳴ります。
「ちわ!かいじゅうたくはいびんです!けんたさんに大事な卵のお届けです!」
なんと、突然届いたのは怪獣の卵。
卵をかえす方法を聞いて、名前をつけて…
ハプニングがあったり、汗だくになりながらもかいじゅうたくはいびんの怪獣たちと一生懸命お世話をするけんた。
最後に大切なことに気付きます。
突然かいじゅうたちがやってきて、かいじゅうの卵を育てることになるというワクワクする展開。
カラフルなイラストで最後まで楽しい1冊です。
感想
現実にはありえないストーリーで、5歳の娘もワクワクしながら読みました。
「かいじゅう」だけでも夢のような世界なのに、そのかいじゅうがかいじゅうの卵を届けてくれる「かいじゅうたくはいびん」のお話。
この組み合わせは子供ウケ抜群だと思います。
イラストも可愛らしく、カラフル。
最初に出てくるけんたの部屋も、子供が憧れちゃうような楽しそうなおもちゃがいっぱいで本当にワクワクします。
かいじゅうの卵を育てる結果、けんたが気付くのはお母さんの愛情。
最初にケンカのようなシーンで始まるのも最後に繋がるようになっています。
楽しいのはもちろん、最後にじんわりと胸が温まるお話で何度も読み返しています。
男の子も女の子も、絵本ならではの世界をぜひ楽しんでみてください。