小学校受験を終えた娘。
お教室でなぞなぞにハマって、今でもクイズや問題を解くのが大好きです。
今回は、そんなクイズ好きな子供たちに人気の作品を紹介します。
イタリア人作者のカラフルなイラストも楽しい1冊です。
なぞなぞショッピングモールでおかいもの
カタカナ | あり(ルビなし) |
---|---|
漢字 | なし |
ページ数 | 34ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784909926166
どんな本?
ある日、ショッピングモールの屋上に宇宙船が着陸。
乗っていたのは宇宙人のルナ君とパパ、ママ。
旅の途中で宇宙船が故障してしまったのです。
修理の間、せっかくなので地球探検に出かけることにしたルナくん。
ショッピングモールを1階ずつ見てまわることにしました。
まずは電化製品売り場。
色んなものが売っている中に、5つのなぞなぞが。
羽があるのに飛べなくて、ときどきイヤイヤと首をふるものって…?
長い首に大きな口のきれい好きって…?
次は家具・インテリア売り場。
カーテンやソファなどが並ぶ中に、また5つのなぞなぞが。
こんな風に1つの売り場ごとに5つのなぞなぞが出題され、イラストのヒントから答えを考える楽しさが溢れます。
想像力、記憶力などを働かせることで育脳にも効果的と脳科学者の久保田競先生も推薦。
作者はビオレッティ・アレッサンドロさん。
イタリア人ですが子供の頃に見た写真集で日本に興味を持ち、現在は日本在住のイラストレーターです。
可愛らしいイラストと鮮やかな色彩、なぞなぞ以外にも見ているだけで楽しい絵本。
ラストはほっこりと心温まるお話で、最後のページでちゃんと答え合わせもできますよ。
感想
この絵本、図書館でも予約待ちになっていたので気になって、なぞなぞ好きの子供と読んでみました。
カラフルなので画面を眺めるだけでもじっくりと楽しんでいました。
大人にとっては当たり前ですが、子供が「なぞなぞ」を理解するのには少し時間がかかります。
ダジャレのような、トンチがきいたものが多いので真面目に考えてしまうと答えが見つかりにくいのですよね。
娘も初めてなぞなぞを出されたときは、答えを聞いても「なんで?」という感じで説明するのが難しかったのを覚えています。
脳科学者の久保田競先生がこの絵本を推薦しているように、なぞなぞは「ひらめき力」「想像力」「記憶力」を鍛えるのに最適。
なぞなぞができるようになると、発想の転換が瞬時にできるようになるので本当におすすめです。
娘がなぞなぞを楽しめるようになるにはやはり回数が必要でしたが、この絵本は未就学児にちょうど良い量とレベルのなぞなぞが多いのできっとなぞなぞ初心者さんも楽しめると思います。
きっと子供たちの「わかった!」の瞬間が見られますよ。