2020年4月に発売され、一気に人気作となった『パンどろぼう』。
笑っちゃう表情や、憎めないキャラクターが魅力の絵本です。
今回は、その人気シリーズ第3弾を紹介します。
新たなキャラが登場し、パンどろぼう、どうなる!?
パンどろぼうとなぞのフランスパン
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 3歳 |
ISBNコード:9784041119471
どんな本?
もうすぐ、年に一度のパンまつりがやってきます。
もりのパンやで働くパンどろぼうは、とっておきのパンを作ろうと一生懸命準備中。
あれ?
でも、そんなもりのパンやに誰かが忍び込んでいるようです…。
次の日、お店に行くとパンどろぼうはびっくり!
小麦粉もパン生地もめちゃめちゃ。
一体誰がこんなことを!?
目撃情報を頼りにたどり着いたのは「まちのパンや」。
そこにいたのは、パンどろぼうの天敵でした…。
パンへの愛が止まらない大人気絵本、待望の続編。
今回も子供たちに人気の「笑っちゃう顔」が登場して大盛り上がりです。
感想
パンどろぼう、どの巻も本当に人気があり100件以上予約待ちという図書館も珍しくありません。
シリーズ第3弾のこちらは1作目を知らなくても読めるストーリーになっているので、ここから読んでも安心して楽しめます。
1作目で作者の柴田さんは「憎めないキャラにしたいけど、どろぼうは悪いことなのでそれがきちんと子供たちに伝わるようにしたい」とおっしゃっていましたが、本作でもお店を荒らした犯人に「いけないことと、その理由」を伝えていて子供たちにも安心して読める内容になっていました。
ここまで全巻読んでいる娘、お楽しみのキャラクターの表情が登場すると嬉しそうに笑っています。
全力の「まずい顔」は第3弾もすごいです。
最後のパンまつりでは、他にも気になるパン屋さんがたくさん登場。
「娘はどれが良い?」と子供と一緒に楽しめました。