子供たちの大好きなアイスクリーム。
ソフトクリーム、かき氷、アイスもなか…
色んな種類のアイスが、みんなキャラクターになってショータイム。
どのアイスが良いか選びながら楽しめる絵本をご紹介します。
アイ・アイ・アイスクリームショー
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
ISBNコード:9784752008415
どんな本?
アイスクリーム屋さんにきた女の子。
メニューを見ると、おいしそうなアイスばかり…どれもおいしそうで決められない。
すると突然、不思議なショーが始まります。
アイスを愛するお客様へ、アイ・アイ・アイスクリームショーの開幕です!
まず出てくるのはカップアイスたち。
ストロベリー、ミント、チョコレートのトリオが自分の魅力を存分にアピールします。
次に出てきたのはソフトクリームたち。
チョコレート、ミックス、バニラとレインボーソフトまで、ステージ上でくるくる渦巻きを作ります。
次に出てきたのはコント・シャーベット。
ピーチとみかんのシャーベットが、コントをしながらさっぱり感をアピール。
アイスキャンディー、和風アイス、ジェラート、フロートにアイスパフェ…
次から次へと色んなアイス・色んなフレーバーが登場します。
読めばアイスクリームたちのショーをお客さん気分で楽しめる絵本。
さぁ、あなたはどのアイスにする?
感想
見ているだけでアイスが食べたくなる絵本。
イラストが可愛くて、幼稚園の娘も夢中で読んでいました。
シャーベットが割とさばさばした2人だったり、アイスキャンディーはアイスキャンディーズという3人組アイドルになっていたり。
アイスの種類と味が様々で、アイスごとのキャラクター設定もしっくりきました。
ただこの絵本、イラストに添えられた吹き出しのセリフが多くあちこちに文章があるので、「読み聞かせ」としては読みにくかったです。
特に和風アイスたちのページは、イラスト上に描かれた文字などもあり幼稚園の子供は読んでいる場所がどこかわかっておらず、説明が大変でした。
それぞれの名前にダジャレ要素があったりもするので、そういったことが理解できるお子様の1人読みにはぴったりだと思います。
イラストはカラフルでどのキャラクターもそれぞれのアイスらしさを感じるキャラ設定。
娘はイラストを眺めているだけでも楽しんでいました。
この作品、最後が女の子の「きーめた!」という一言で終わるので「何に決めたのかな~?」と話していたのですが、娘が裏表紙を見て「あ、ここに描いてあるよ!」と発見。
よく見ているなぁと感心しました。