ハロウィンが終わると、一気に街もクリスマスモード。
子供たちの大好きな季節がやってきます。
クリスマスまで毎日ワクワクできるように、おうちで楽しめるクリスマス絵本をたくさん揃えました。
今回は、優しいイラストで子供たちにわかりやすく優しい気持ちを教えてくれる絵本をご紹介します。
クリスマスまだかな?
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 32ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784569589718
どんな本?
お母さんとクリスマスの飾り付けをする男の子、ゆうちゃん。
あるサンタさんの飾りのソリが壊れているのに気付きます。
ちょうどその時、お母さんはゆうちゃんが小さい頃お気に入りだったくまのぬいぐるみを発見。
ゆうちゃんに差し出しますが、もう大きくなったからいらないよと突き返されてしまいます。
その夜、飼い猫の鳴き声で目が覚め外に出るとなんとクリスマスでもないのにサンタクロースが。
ソリに乗せてもらい、サンタの国まで連れて行ってもらうゆうちゃん。
このあと、思いがけない展開が待っていました。
文章量は年少さんには少し長いかもしれませんが、盛り上がりがありテンポよく読めるお話なので読み聞かせにもぴったり。
ハラハラドキドキの展開と、忘れていた大切な気持ちに気付くクリスマス絵本。
柔らかく子供らしいイラストで雰囲気のいい1冊です。
感想
娘が見つけて、読む!と離さなかった絵本。
大好きな猫やくまのぬいぐるみが出てくるので気に入ったようです。
ゆうちゃんはとても子供らしい子供に見えます。
ぬいぐるみに「もう大きくなったからいらない!」と言ったり、素直で優しい一面もあったり。
たくさんのおもちゃに囲まれてクリスマスを待ちわびる娘と重なる部分もあり、とても親近感がわきました。
出版社の対象年齢では4・5歳~となっていますが、確かに年少さんには少々長いように感じます。
お話のテンポがよく、だらけずに最後までワクワク読めるお話だと思うのでゆっくり読み聞かせを楽しめる時間があればぜひお試しになってみてください。
イラストが子供らしくとても可愛らしいので、読んでいるこちらも癒されました。