ノラネコぐんだんシリーズでお馴染みの、工藤ノリコさん。
わが家はパパ含め家族でハマり、工藤さんの描くキャラクターの可愛らしさや世界観に夢中です。
そんな工藤さんの作品、ノラネコぐんだんだけではありません。
今回は大人気のピヨピヨシリーズから、遊園地気分を味わえる1冊をご紹介します。
ピヨピヨもりのゆうえんち
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 28ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 2歳 |
ISBNコード:9784333024025
どんな本?
ピヨピヨ…
なんだか朝からそわそわのピヨピヨたち。
お母さんとお父さんも準備して、みんなで車に乗り込みます。
さぁ、しゅっぱつ!
着いたのは、もりのゆうえんち。
わーい、どれに乗ろう!
ピヨピヨたちが走り出します。
コーヒーカップ、迷路、空飛ぶジェット…
楽しいアトラクションがいっぱい。
お母さんのお弁当で休憩して、日が暮れるまで遊びまわります。
遊園地ではしゃぐ子供の姿がそのまま描かれた1冊。
細部までこだわったアトラクションの数々に、読んでいるだけでワクワクするという大人の声も多いです。
文章が少なく絵を見て楽しむまさに「絵」本。
迷路は実際に迷路として指でなぞって遊ぶこともでき、散らばったピヨピヨたちはどこにいるかな?とページの中で絵探しも楽しめますよ。
読んだらきっと、「遊園地に行きたい!」と言いたくなる絵本です。
感想
工藤さんの絵本は、本当に設定が細かくておもしろいですね。
入り口にインフォメーションカウンターがあったり、送迎バスや駐車場完備だったり、可愛い中にもリアリティがあります。
着いた途端に走り出すピヨピヨの姿、わーっ!とテンションが上がる気持ちが伝わってこちらまで開放感に包まれました。
娘も、ページごとにアトラクションを一緒に楽しんでいました。
特に迷路と長いすべり台がお気に入りのようで、何度も指でなぞっています。
この記事を書いている今は2021年、自粛自粛でなかなかパーッ!とできない日々が続いています。
子供たちの行く予定だった場所も休園したり、幼稚園の行事もできなかったり、我慢ばかり。毎日マスクもつけて、色んなことに気を遣って、自由に動き回れない中よく頑張ってくれていると思います。
安心してお出かけできるようになったら、ピヨピヨたちのように我慢せずにわーっと大きな声で走り回って、マスクもアルコールスプレーも気にせずに遊園地を楽しませてあげたいです。
その日が来るのを楽しみに、この絵本で遊園地気分を味わいたいと思います。
