季節が変わり、コートのいらない日も増えてきた頃。
春の絵本を色々と読み始めました。
どの絵本も温かく優しく、読んでいて心地よいものばかりなのですがその中でも特に夢のある1冊を紹介します。
春らしい色合いに癒されてください。
なのはなごう しゅっぱつしんこう!
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 33ページ |
本のサイズ | A4くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9784865490961
どんな本?
桜のつぼみが膨らんだころ、なずなちゃんはおばあちゃんのキャベツ畑を思い出していました。
おばあちゃんの畑でとれたキャベツで作るロールキャベツ、おいしかったなぁ。
なずなちゃんの家には、弟が生まれたばかり。
赤ちゃんが小さいので、しばらくおばあちゃんの家に遊びに行けそうもありません。
次の日、おばあちゃんから畑でとれた立派なキャベツが送られてきました。
そこには思いがけないお友だちが。
全国学校図書館協議会選定図書、日本子どもの本研究会選定図書にも選ばれた心あたたまるお話。
春の明るく開放的な空気を感じる絵本です。
感想
菜の花だけでなくたくさん春の要素が登場し、読むだけで温かい気持ちになる絵本でした。
おばあちゃんのキャベツ畑。
桜の木の下のプランターで咲くチューリップと、そこにとまるモンシロチョウ。
そして、一面の菜の花。
とにかくイラストが美しく、どのページも優しい春の色合いでいっぱいです。
弟が生まれたばかりのお姉ちゃんが主人公なので、同じような状況のお子様にもぴったり。
わが家はまさに弟とお姉ちゃんなので、娘は読みながら「あ、〇〇くんと一緒だねえ」と楽しんでいました。
本当は赤ちゃんが小さくおばあちゃんのところには行けないはずですが、なずなちゃんに不思議な出来事が。
夢があり、5歳娘も目をキラキラさせながら読んでいる春絵本です。