タイトルから英語がわからなかったのですが、娘が読みたいというので挑戦。
海外では有名な童話のようです。
とある親子のところにやってきた、不思議なお鍋のお話をご紹介します。
The Magic Porridge Pot
Ladybird Tales Magic Porridge Pot
どんな本?
貧しい暮らしをする母と娘、ついに食べ物がなくなり途方にくれていました。
ある日、娘が出かけると不思議なおばあさんに出会います。
おばあさんは、娘に魔法のお鍋(ポット)をくれました。
お鍋の使い方は簡単、”Cook, little pot, cook!”と声をかけるだけ。
するとポットの中からどんどんPorridge(オートミールのような、洋風粥のこと)が出てくるのです。
親子は大変喜んで、ポットを使いました。
しかしある日、お母さんが1人で使った際に大切なことを忘れてしまったのです。
それは、"Stop, little pot, stop!"と「おしまい」の呪文をかけなかったこと…。
気が付くと家中にPorridgeが溢れ、パニックになったお母さんはおしまいの呪文をど忘れ!
町まで溢れるPorridge、一体どうなってしまうのでしょうか。
慣れてくるとうっかりしてしまうというのは、現実にもよくあるシチュエーション。
ちょっとしたことが、とんでもない結末に…という海外の童話です。
感想
Lady birdの英語絵本は、文字が大きくわかりやすい『Read it yourself』をよく読みます。
今回読んだのは、サイズは同じですがある程度英文の量がある『Lady bird tales』シリーズ。
最初は英文の量にひるみましたが、読み始めると難しい単語はなく、お話も理解できました。
そんな中、どうしてもわからなかったのが"Porridge"。
調べると、日本でいう「お粥」のことでした。
今回の絵本には魔法の呪文があるので、そのシーンでは娘にも呪文を言ってもらうようにしました。
英語を話せというとハードルが高く感じますが、呪文なら簡単で口にしやすいので子供がスピーキングを楽しむのにおすすめ。
娘も英語をしゃべった満足感を感じるようで、そのシーンになるたびに元気よく"Cook, little pot, cook!"と言ってくれました。
カタカナ | ー |
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漢字 | ー |
ページ数 | 41ページ |
本のサイズ | B6くらい |
おすすめ月齢 | 4歳 |
ISBNコード:9781846469862