どこでも一人で簡単に取り組めるおりがみ。
コロナ禍の小学校受験では、個別に扱いやすいこともありおりがみを取り入れる学校が増えました。
ただ折るだけですが、そこには性格や能力が顕著に現れます。
今回は、子供の年齢にあった折り方をお探しの方におすすめの教本を紹介。
お受験に向けて巧緻性トレーニングをしたいパパママにも人気の1冊です。
入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ
入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ (主婦の友αブックス)
カタカナ | あり(ルビなし) |
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漢字 | なし |
ページ数 | 127ページ |
本のサイズ | B5くらい |
おすすめ月齢 | 5歳 |
どんな本?
1枚の紙から食べ物や動物、色んなものが作り出せる折り紙。
指先を使い、集中して行うので子供の知育にも大きな影響を与えます。
たくさんある折り方の中でも、小学校入学前の3・4・5才にちょうど良い難易度のものをまとめたのがこの教本。
さらに本の中では3才向け、4才向け、5才向けと分けて載っているので折り方を見つけやすくなっています。
3才は、おりがみを折って折り目をつけられるようになる頃。
多少ズレても、角が合わなくても形に影響のない折り方がたくさん載っています。
4才は、直線にそってきちんと折れるようになる頃。
大小さまざまな大きさで折ってみたり、飛行機などより遠くに飛ぶような工夫を楽しめる折り方が登場します。
5才は、細かい部分までしっかり折れるようになる頃。
折り図を見て、形を比べながらヒレやくちばしなど細かい部分まで楽しめる折り方が載っています。
どんぐり、はなかご、くじゃく、薔薇など…
全部で45個の折り方が掲載され、さらに折った折り紙を使った工作や遊びなども紹介。
この1冊で基本から応用まで長く楽しめますよ。
感想
娘と折り紙をする際、折り方を調べて折り始めると意外と難しくて娘が苦戦…
ということが多々あり、きちんと年齢にあった折り方がまとまった本を探していました。
教本は様々あるのですが、こちらは線や矢印の書き方がわかりやすく、内容も娘の好きなものがたくさん。
5才の娘が1人で読みながら折れるものばかりなので家事をしている間などにやってもらっています。
難易度は5才のものになると袋折りや細かい部分の折り出しなどが登場。
わが子は5才ですが丁寧に折れるようになってもらいたかったので、最初から5才レベルではなく本人が折りたいと思うものを選んでゆっくりと楽しんでいます。
折り方を見て「ちょっと難しそう…」となることもありますが、やってみるときちんとできる。
案ずるより産むがやすし、こちらから「これを折って」ではなく、本人の「これが折りたい」という気持ちを大切にしています。
ちなみに、今何も見ずに折れるのは「うさぎ」「紙飛行機」「からす」「家」「ピアノ」など。(この本に載っていないものもあります)
おりがみ教本で好きな物を見つけ、娘のレパートリーが増えていくといいな。